解決済み
手術 日本の医師は患者に「大丈夫。成功するよ。僕を信じて」みたいな事って言ってはいけないのですか?今、アメリカの病院で働く日本人の医師のドキュメントを見ています。 とても難しい手術なのですが、手術前の患者さんに 「大丈夫だよ。成功するよ。ファーストクラスに乗ってるつもりで安心してね。」と 声を掛けていて、患者さんも 「先生を信じるわ」 と言っていました。 とても良い医師で、患者さんとの信頼関係も素敵だと感じました。 実は、家族がある手術を受けようか迷っています。 医師は手術を勧めるのですがリスクの話ばかりしてきます。 そのリスクはどれぐらい負わねばならないのか、という相談をすると 「手術自体はポピュラーな手術だよ。でも難しい手術だし どんな手術でもリスクはつきものだからね」 と言われ、決心がつかず断り、検診という形をとっています。 でも検診の度に「手術すればいいのに」と言われ、堂々巡りです。 日本の医師は、責任問題を避けるために 「大丈夫。成功させてみせるよ」とは言えないのですか?
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アメリカの医師です。 アメリカは訴訟大国であるため、インフォームドコンセントが徹底的に守られます。つまり、外科医は、患者に病気の状態とそれに適切な治療法である手術の効果と危険度、別の治療方法の有無、その手術を行わなかった場合の利害得失について、時間をかけて説明します。麻酔科医も同じように、どういう麻酔が適しているか、そしてその危険度などを説明します。患者はその情報をもとに、その手術を受けるかどうかの意思決定をします。 日本でも、欧米に比べて遅れはとりましたが、インフォームドコンセントはかなり普及したと思います。ただ、日本の医師は、アメリカの医師に比べて、1日に見る患者が多く、顔を見るよりカルテやコンピューターの画面を見ながら事務的に説明を済ますということが多いと思います。患者の方も、先生のいうことはあまり理解できなかったけれど、良さそうだから、承諾したという場合が多いのではないでしょうか。これに対して、アメリカの医師は、患者からの信頼を得るように、患者の目を見ながら、ゆっくりと話し、説明の最後には、にっこりほほえんで、"I will do my best"と言って握手をすることが多いです。まさに、アメリカの医師は、まるで日本の”おもてなし”の態度を医療に取り入れているかのようです。
なるほど:2
米国は契約がきちんと認識されているので、同意書にりすくを書いておきそれに患者がサインすれば手術が成功しなくても問題にならないけど、日本では同意書にきちんと書いてあっても「あのとき、先生はこう言った」などと揉めることが多いので安全策をとるんです。
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