中２女子です。将来はウェディングプランナーになりたいと考えています。

Question

中２女子です。将来はウェディングプランナーになりたいと考えています。こんにちは、ご閲覧ありがとうございます。

私は、小５の時に親戚の結婚式に行った際、笑顔で溢れた式に魅力を感じ、私もこの幸せな場所作りのお手伝いをしたいと思い、ウェディングプランナーになりたいと思うようになりました。

人と関わることと笑顔が好きです。少しでも夢に向かって歩めるように、皆様からのご意見参考にさせていただきたいです。

①大学は専門学校に入ろうと思っているのですが、中高の学歴は必要でしょうか？因みに現在は公立の中学校で、高校は偏差値60代前半を目指しています。

②ウェディングプランナーのお仕事の大変さも大まかには分かっているのですが、実際のところどのようなことをしていて、どこが大変なのでしょうか？

③対応の大変なお客様の際の体験談や対処法を教えて下さい

④その他、ウェディングプランナーのここがいい、ここが嫌だ等ありましたら教えてください

よろしくお願いします。

Answer 1

結婚式場でプランナーをしております。
まだお若いのにしっかりと自分の夢を持たれていらっしゃることはすごく素敵な事だと思います！

私がお答えできる範囲でお答えさせていただきますね。

①
私も専門学校卒のプランナーです。
専門学校は基本学歴はあまり関係なく、卒業見込みがあれば大丈夫かと思います。ただ、専門学校でも奨学金や特待生度（少し学費が安くなったりする制度）を利用するのであれば通知表や偏差値は高い方が良いでしょう。
またそういった方向けに勉強会を行っている専門学校や実際に適正検査をされる専門学校もあるみたいですのでまた行きたい学校が決まってから詳しく調べるのが良いと思います。

②プランナーの仕事は大きく分けて3つです
1つめは結婚式を挙げるカップルにむけて結婚式場を案内したり相談に乗ってあげたりする「新規プランナー」というお仕事です。
この新規プランナーは自分の結婚式場で結婚式を挙げてもらうためにいかにお客様へ会場の魅力を伝えることが出来るかがポイントで
どちらかというと営業職のようなイメージをしていただけるとわかりやすいかと思います。

2つめは結婚式を挙げると決めたカップルと結婚式当日にむけて打合せをしていく「施工プランナー」というお仕事です。
施行プランナーはお客様がどんな結婚式にしたいのかを聞いてアイデアを出したりなるべく理想の結婚式になる様に工夫をすることが多いのでアイデア力や発想力が必要となってきます。

3つめは結婚式当日を見守る「キャプテン」というお仕事です。
こちらのお仕事は質問者様が結婚式に参列されたときに見られたプランナーさんになります。
結婚式が問題なくスムーズに進んでいるかを細かくチェックするお仕事なので臨機応変に動ける対応力が必須となってきます。

大まかに分けるとこの上記3つのお仕事になりますが
基本的に２つめと３つめのお仕事は同じプランナーがすることが多いですし、
1つめから3つめまでのお仕事を1ルのプランナーが担当することもあります。

大変なところはなるべくお客様の要望に応えてあげるというところと
「NO」と言えないお仕事という所ですかね？
一生に一度の人の人生の一部に関わるという重大な責任感がある中でやはり新郎新有の希望通りには行かないこともありますし会場によっては叶えてあげることが出来ないことも沢山あります。その中でどうやって新郎新婦を悲しませずにお断りすることが出来るのかを考えることがかなり大変なのではないかと思います。
また、自分のことは犠牲にあくまでもお客様中心なので
例えばですが、自分の両親が突然亡くなったとしてもその日に担当の結婚式が入っていればどんなにつらくても笑顔で最後まで結婚式を見届けなければいけません。

やはり究極のサービス業と言われる世界ですので、
同期や後輩の中にはお客様の前でずっと笑顔でいることが辛くなって事務所に戻ってきては大泣きしている子も数多く見てきました。

③
対応の大変なお客様はやはりどのお仕事でも直面する壁だと思います。
クレームのようなことを沢山言われることもありますが
他のお仕事と違うところはやはりお客様がおっしゃることが正しいと解釈して接客しなければいけないという所です。
例えば、「明日は必ず○○持ってきてくださいね」とお客様に伝えたとしても次の日にお客様から「そんなこと言われていないかた持ってきていない」と言われれば、いくら自分がちゃんと伝えたという自覚があったとしてもやはりそれはお客様のおっしゃる「言われていない」という方が正解になってしまいます。
だからこそ「証拠を残す」という言い方にはなってしまいますが
文書にしてメールで送るとか、メモを残しておくとか、双方に食い違いがあったとしても私には非がないという「証拠」を残しておくことが大切だと思います。

④
ウエディングプランナーは人の人生の1部に関わることが出来る素敵なお仕事だと思います。
自分が発言した些細な一言や、ちょっとした行動で新郎新婦やゲストが笑顔になって沢山の方々の心の中に思い出として残っていきます。
私はこんな素敵なお仕事他にはないと誇りに思いながら仕事をしています。

ただ、やはりよく言われるのは「自分が犠牲になる仕事」だとか
「給料が低い」「残業が多い」「ブラック企業」だということです。
いま、上記に上げたデメリットはそのどれもが当てはまります。

お給料は一般企業よりも低いです。
残業もかなり多く始発で出勤して終電で帰る日がほぼ毎日です
もちろんお休みを返上してお客様と接客する日もありますし
自分の時間をかなり犠牲にしているなという自覚はあります。

ただそれを含めてもやめられないほどの誇りがあるお仕事だと思っております。

きっとこれから成長するにつれて様々な世界を見ていくことになるかと思います。
それでもやっぱりプランナーという仕事に興味をもって目指してくださるのであればとても嬉しく思っております。