漫画家志望者です。

Question

漫画家志望者です。私はプロットを考えて描くより、初めからネームを書いた方がストーリーが整うので最初からネームを書いて担当に見せています。

ある日担当にネームを見せたところ「いやー難しくて面白くないかなあ」と言われました。

20代後半男性を狙ったSF＋推理物でした。
かなり自信があり、今まで自信があったものは通ってきてたので残念だと思いました。

そして二人目の担当(今ついている担当は経験が少なく、話の違和感や誤字に気づかないことが多いので最終確認する担当がもう1人ついています)にも見せたんですが、「これは面白いですね！まさかこんな展開になるとは」と楽しんでくれました。

最初の担当はあまり興味を示さず「ほかのネタお願いします」と言い、もう1人の担当は「これって1話完結ですか？続きはどうなるんですか？」と進める前提で話してきました。

結局二人目の担当の方が強いので進めることになりましたが...

どっちの担当を信じればいいのでしょうか。
少し前にも同じように意見の食い違いがあったので困っています。

Answer 1

「面白い」と言ってくれるほうの担当を信じていいと思いますよ。

ただ、個人的に、ストーリー重視のもので「面白くない」人がいるということは、キャラが弱いのかなと思いました。

推理もので、そこそこヒットする作品って、どれも探偵のキャラ濃いじゃないですか。
コナンにしても、金田一（元祖も孫も）にしても、コロンボや古館も、ガリレオも。

もともとサスペンスやミステリーが好きな人は別として、まったくそういうのに興味がない読者をひきつけるのは、キャラなんですよね。
そういうのがないと、いくら設定とかトリック、展開が面白くても、そもそも読んでもらえなかったりしますし。

あと、SFってところも、読者を入りにくくする要因です。
当たり前ですけど、より身近な舞台の方が、多くの読者を取り込めますので。

きっと、最初の担当さんは、SFや推理にあまり興味がない人で、凝ったストーリーに馴染みがない人。（編集では珍しいかもしれませんが）
二人目の担当さんは、そういった物語をもともと楽しめる人という可能性が高いと思います。

でも、読者で多いのは圧倒的に前者のタイプなんですよね。
だから、「面白くない」と言われたのが気になるなら、キャラの個性や魅力をちょっと見直してみると、より良くなるかもしれません。

Answer 2

新人よりも玄人の意見。ですよ