日商簿記1級試験第143回商業簿記問1①について質問です。

Question

日商簿記1級試験第143回商業簿記問1①について質問です。一年ごとに12,000円で割引率は5%です。

問題文の指示では、「計算の途中で生じた端数は四捨五入」と記述されており、自分は

12,000/1.05≒11,429…①
11,429/1.05≒10,085…②
10,085/1.05≒10,367…③
①+②+③=32,681

と計算して導きましたが

解答解説には全て計算して最後に四捨五入する計算で導き出された「32,679」となっております。

この場合何が正解なのでしょうか？

Answer 1

12,000÷1.05≒11,429…①
12,000÷1.05^2≒10,884...②
12,000÷1.05^3≒10,366...③

①+②+③=32,679

です

Answer 2

12,000÷(1+5%)∧n
の計算式はあくまで12,000を1.05をn回掛けた数で除すという意味です

従って
12,000÷(1+5%)∧1=12,000÷1.05
≒11,429

12,000÷(1+5%)∧2=12,000÷1.1025
≒10,884

12,000÷(1+5%)∧3=12,000÷1.157625
≒10,366

合計32,679
です

計算手順では12,000を1.05でn回除していますが計算式の意味を正確に読み取れば以上のようになります