まず、準備資金は必須になりますが、仮に今すぐ働ける状況で、店を開くための資金が手元にあるとしても、商売がうまくいく保証はないため、そこから当面の生活費など、かなり大きな額の準備が無ければ、自力での開店は厳しいものとなります(もちろん親の店を継ぐなど、基盤があるなら事情は変わりますが)。 つまり、「店を開くための資金」と、「それが失敗した時に、とりあえず暮らしていけるだけの資金」が要ります。 このため、何らかの仕事をしながら資金を溜めていくこと自体は、現実的です。 ただ、その収入で生活していくわけですから、「独立して安定して暮らせる」程度では無理だということにもなります(結構な額を貯金していかなければいけない)。 また、実際に開業する際には、資金は必須ですが、必要な額や手続きを自分でも調べられる知識や能力が必須となります。 学生の期間内と、更に就職以降にも法的な問題や、自営業で働くための知識を勉強しておいた方が良いです。 まったくの素人がカフェなどを開業するためのノウハウ本や情報サイトも多々あり、参考になる部分も多いですが、そうした本などは「簡単にできる」ことをアピールして買ってもらう・読んでもらうことが目的でもあるため、何でも鵜呑みにして簡単に捉えない方が良いでしょう。 極端な話、軽率に安易に始めても運良く「成功してしまう」ことも無いわけではありませんし、何年も掛けて万全の準備を整え、苦労して働いても、数ヶ月で失敗に終わることも多いのです。 例えば、地元のカフェやレストランなどを紹介したローカルガイド本などを見てみましょう。 多数の店舗が掲載されている筈ですが、十数年以上も継続している人気店は稀です。一部は、非常に長い歴史を持つ老舗でしょうし、もちろん地元の名店なども載ってはいるでしょうが、小規模な個人経営の店舗の多くは、短期間で消えていきます。 こうしたガイドでは、企画されてから発行までにも潰れてしまう店があるので、極端に新しい店は、敢えて除外していることもあります。それでも、数ヶ月後や半年後には無くなっている店があるわけです。 古書店や地元図書館を探すと、5年・10年前のガイドも見つかるはずです。そこに掲載されている店舗の多くは、今ではなくなっているでしょう。
至極現実的ですね。 それに期間や費用などの具体的な数字が入れば尚よし。 開業するには融資を受けるにしても自己資金として半分近く(実際は1/3以上)貯めておく必要があります。 開業費には、物件取得費から設備・工事・備品・教育研修費・運転資金まであらゆるお金が含まれます。 単純に、開業するのに調理学校に入る必要も調理師免許も必要ありませんので、自分のやりたい業種業態の店にアルバイトでも社員でもいいので速攻勤めた方が合理的ではありますが。。。 お金と心意気と計画性と行動力さえあれば、料理できない人でも開業できるのが飲食店です。 でも、そうなれば料理人の雇用に苦労したり、品質を保つのが難しくなり評判を維持する事が困難ではありますが、仕組みさえ作れば不可能ではありません。 ただ一つだけ言えるのは、厨房業務を覚えるならホテル勤務より、飲食店。 同じ飲食店でもチェーン店より、より小規模なローカル店か個人店がベスト。 調理だけではなくフロア業務やマネジメントも学ぶ必要がありますし、マネジメントに関してはチェーン店では何も学べないと言っても過言ではありません。 夢がかなうと良いですね。
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厳しい答えですが、閉店する店が全国で年間一万件近くあります。 閉店しないまでも大変な苦労ですよ。
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