教えて!しごとの先生
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美術スタッフ(小道具)に関心がある地方大学の3年生です。美術や建築の専攻ではないです。

美術スタッフ(小道具)に関心がある地方大学の3年生です。美術や建築の専攻ではないです。映画やドラマの小道具をしたいのですが、地元にはそれらしい会社がありませんでした。大学の就職センターで相談してみたところ、舞台美術の会社とかから当たってみたらとアドバイスをいただきました。確かに似たような現場を体験してみるのはありだと思ったのですが、舞台美術は基本的に大道具がメインのイメージなのでやりたいことと重なっているか疑問です。 そこで質問なのですが、小道具の仕事に1番近いのは次のうちどれだと思いますか? ・舞台美術の会社 ・テレビ局の美術部 ・映画のロケ地手配などの会社 ・イベントのステージやブース製作会社 上の選択肢は地方の会社です。 首都圏には小道具専門の会社があるようなので上京してやってみようと考えていましたが、首都圏での生活も小道具や映像制作の動きのイメージも何も掴めていないので、まずは地元で制作の現場を知りつつ、本当にやりたいことかどうか見極めてから上京しようと思いました。 上記の他にも関連する仕事があれば教えていただきたいです。アドバイス、ご指摘、現場の現実等も知りたいです。

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ID非公開さん

回答(2件)

  • ベストアンサー

    小道具のどういう仕事をやりたいと思っているのでしょうか。 一口に小道具といってもいろいろですからね。インテリアのコーディネイトをしたいのか、造形的な製作をしたいのか、既存の家具・雑貨類のレンタルなのか、それらの修繕なのか。 それぞれ業態が違いますし、まずはそこを明確にして探してみたら、どうでしょう。

    ID非表示さん

  • 昔むかしの思い出話。大学時代、劇場映画やテレビドラマの小道具をちょろっとやった。僕の場合、パートは美術で、装飾という形でした。日活調布撮影所によくいた。 昔、中村雅俊という役者が主演で、『俺たちの旅』シリーズという人気のテレビドラマがあった。その装飾をずっとやっていた「プロ中のプロ」と言われる親分に、僕はついた。その延長にある『あさひが丘の大統領』を少し手伝った。『てだのふあ(太陽の子)』も手伝った。とにかく、タイトルも覚えてないようなテレビドラマや映画をいろいろやった。 さだまさし主演の映画『翔べ。イカロスの翼』をやった。美術デザイナーは凄かったねえ。なんせウルトラマンが壊すビル作ってたんだから。この人何歳だろうってデザイナー助手の人は凄い美人で、よく僕を「守ってくれてた」せいか、ある日、録音部のスタッフに、僕と「関係」があるのではないかと噂されていたことを聞いて仰天した。 当時、映画のスタッフは、食うためにテレビドラマをやっていた。みんな内心はテレビをけっこう馬鹿にしていて、映画を「本編」と呼んでいた。 僕が帽子を買いに行った夏目雅子さんも、僕にあいさつしてくれた松田優作さんも、本物の酒もってこいって言ったハナ肇さんも、みんな生きていた頃の話。 「映画をつくっている人はヤクザみたい、なのではなく、ヤクザが映画を作っている」と言われた時代。あまりに恐ろしい現場なので腰が引けて、夏休み中に撮影するからと映画の正式スタッフに誘われたが断った。しかし、どうしても魅力があるので、4年間ちょろちょろとずっと手伝ってたが、やはり、人生むちゃくちゃになると思ってやめた。やめてもむちゃくちゃになったのだけど。 撮影所にいると、同業者があちこちから声をかけてくる。いい若いのが入ったねえって。三船プロの装飾の人もきてた。卒業時にはプロにならないかと誘われたし、別の装飾の親分(そこは会社組織になっていた)からも、こっそり誘われた。でも、夏には国家上級試験に合格していたから諦めてくれた。その後、面接で落ちたのだが。 やらなかった理由は、収入の乏しさと高所恐怖症。僕はどんくさいから、こんな仕事してたら、そのうち死ぬと思った。 > 造形的な製作と、必要なものをレンタルする仕事です。 買ってもくるけど。割れても怪我しない窓ガラスとか、ぶつけても痛くない家具とか、実は軽いけど重そうな物とか、自動的に動いたり光ったりするものとか、大きなものからややこしいものまで、いろいろ作ってましたね。36版のベニヤ板などひとりで何枚も持った。 血糊や包帯、拳銃の用意。火炎や爆弾もやる。学校なら机や椅子から教科書、カバンなど。なぜか冷蔵庫もよくごろごろしてましたね。扱うものは、引越しトラックの中身丸ごとと思えば良い。(壁などの大道具以外すべて) 新品のものを「汚し」で古く見せるとか。ピアノ線張ってナイフが飛んでるように見せるとか、そのまま投げちゃう小道具さんもいた。とにかく、カメラに映るあらゆるものを用意して仕上げ、動くものは動かす。黒沢組は大変だって言ってました。カメラに映らないところまで、全部セットしないといけないって。 「消えもの」は、飲食物。食い物を作る。納豆用のネギをスキヤキ並に切って怒られた。僕は納豆を食ったことなかったんだからしようがない。紅茶でウイスキー。スナックのソファの影でタバコふかしたり。 美術パートだから、カメラ位置を変えるときは、ものをどける。元に戻す。 スタジオの天井から電球もぶらさげるし、カーテンレールもとりつける。 人がいなけりゃエキストラもした。 他回答にあるように、小道具には演出部(助監督)も関わります。 あげられた4つのうち、テレビ局の美術部はよくは知りませんが、その部署のはずです。他の3つは関係ありません。舞台の小道具が、映画やテレビの小道具をやるとはあまり思えません。 映画では、衣装部とも連携があって、現場では衣装は助監督がやるのですが、スタイリストがついたり、時代劇などでは小道具と若干かぶったりする部分もあります。かぶるのは「持ち道具」や履物かな。僕は一番下っぱだったので詳しいことは知らなかった。 映画やテレビドラマをよく作っている地域でないと、当然に働き口はありません。 地方局では少ないでしょう。 で、そんなの公に募集してるとは思えない。しかし、現場では募集していると思う。いい人がいたら、とりたいと。 で、撮影所を歩けば、そこらに「親分」がいるから、仕事させてくれと頼むだけ。汚いカッコして、警備員に「おはよっす」って入ってゆけば良い。今は厳しいかもなあ。 で、何が一番いいたいかというと、つまり、小道具としてスタッフの名前が字幕にあることがあるが、それは美術装飾のなかでの現場の担当者であって、小道具が独立しているわけではないということ。もちろん、チームを組んでいるなら、「小道具が専門」ということはありえると思う。実際、小柄な細い女の子もいた。確か、出会って数年後、新聞の日曜版に、映画スタッフの小道具に女性がいるって、大きな写真入りでどーんと紹介されていた。でも、装飾屋なんだから、なんでもやったと思う。 だから、実は、仕事をするのは簡単。続けるのは困難。 しかし、映画には魔力がある。僕は忘れられない。死ぬまで忘れない。 地方で準備なんて、まどろっこしいことしないで、上京したら良いと思う。規模が違うでしょう。それで、駄目なら戻ってくればよい。 でも、テレビ局に入れたら、入るほうがよいと思う。映画などつくれなくても、身分が違う。そらあ、物凄いですよ。収入も圧倒的に違う。自殺しようかなんて考えたりはしない。僕は、その後、広告映像製作(産業映画)をやってたから、多少は局ともつきあいがあって知ってる。

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