解決済み
特許翻訳の仕事について教えて下さい。 私は5年程特許事務所で内内、外内事務をしている文系卒30代前半のものです。向こう30年程度、もっとプロ意識・向上が求められる仕事をしたいのと、英語を極めていきたいという気持ちがあり、特許翻訳へのチャレンジを視野に入れています。 大変失礼な質問であるとは思うのですが、機械翻訳やAIが発達していく中、特許翻訳者のニーズは、これから30年でどうなっていくと予想されているのでしょうか? また、文系卒の場合、どういうペースでどのくらいの理系知識の習得が必要なのでしょうか。 あともし特許事務から特許翻訳に転職した方がいましたら、想像と違っていたことなども教えて頂けると大変ありがたいです。 詳しい方、よろしくお願いいたします。
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「特許翻訳者のニーズは、これから30年でどうなっていく」かということと、 特定個人(=例えば、今回の「質問者」)がこの先、満足にやっていけるかということは、 直結しない問題でしょう。 業界が丸ごと無くなってしまうなら別だけど、さすがにそんなことは無いので、もはや、個人的な話です。理系能力()とかは、日々、書類を見れるのだから、そこから自分でもできそうか否か判断するのが妥当では? これは、感触だけど、 「よーし、俺は文系だけど、特許翻訳でやっていくから、計画的に理系の勉強すっぞ!!」なんてことはあまりなく、出てきた案件に取り組む中で、なんとかやってるように思われます。 5年ほど業界に居て、そういった感覚が質問文からほとんど示唆されていない点がやや心配ですね。
特許やら論文やらは、日常会話と違ってある程度構文や文章の使い方が決まっています。なので翻訳難易度は小説などと比べて実は低いです。(既に翻訳ソフトもある程度の出ています。参考までに下記。) https://robotstart.info/2018/01/15/kotoha.html このようなソフトの精度が高まってくると、「わざわざ人に依頼しなくてもこれ使えばいいや」ということになり需要が減少することが予想されます。それがいつになるかは誰も知りません。 ただ素人は「ここが特許になるかも」や「ここは特許になってるかも」などの勘所が悪いですので、そういう部分のコンサルは求められ続けると思います。これはもう特許翻訳ではないですが。 理系知識は全く必要ないです。例えばタブレットは微分積分を一切知らなくても使えますでしょ?なのにタブレット使いこなしてる人は「ITに強そう。今風。」に見えますでしょ?AIも一緒です。AIを使う分には理系知識全く必要ないです(理系知識が必要なAIなんて売れません)。ただ、最新AIに対してアンテナを張っておいて、使いこなせばいいだけです。 ぶっちゃけ今のご時世に30年間同じ仕事し続けようっていうのが、ちょっと傲慢な気がします。どうせ特許とAI絡めた新しい仕事が10年後には色々出ているわけですし、そこに新たに就くくらいの気持ちでいいんじゃ。AIは事務仕事を奪いますが、それ以上に新しい雇用を創出します。例えば2018年現在なら、特許&英語の知見を生かしてAIエンジニアと手を組んでソフト作る側に回る手もあります。これはAIによって翻訳精度が上がったからこそ生まれた新しい仕事です。
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