専門実践教育訓練の給付を受ける為、訓練前キャリアコンサルティングを受講しました。

Question

専門実践教育訓練の給付を受ける為、訓練前キャリアコンサルティングを受講しました。キャリコンの方と話ながら、ジョブカードの抜けや訂正を色々と記入していたのですが、担当の方が私の学歴に一校目中退と書きました。
実際は転入学であり、合格した学校の願書にも転入と書いています。
中退と転入学では全然違うので、訂正すると言ったのですが、ジョブカードは経歴を証明するものではないので、大体で大丈夫ですよと言われ、そのままにしてしまいました。
その場はそんなもんかと、そのままにしてしまいましたが、後々考えると色々と不安です。
このジョブカードは訓練校に見られるのか、それが元で学歴詐称を疑われたりしないか、考えてしまいます。
心配性なので学校に怒られたり(最悪退学も)、給付を受けられなかったりするのではないかとまで考えてしまいます。

やはり今からでも訂正してもらった方が良いのか、それとも勝手に直して良いのか、コンサルティングの方の言う通り全く気にしないで良いのか、教えて下さい。

Answer 1

ジョブ・カードの作成支援を行える資格を
「ジョブ・カード作成アドバイザー」と言いますが、
その資格を取るための
「ジョブ・カード講習」という講習が行われています。

なお、国家資格キャリアコンサルタントは
ジョブ・カード講習を受けなくても
ジョブ・カード作成支援ができることになっています。

その講習テキスト(2015年10月版)では、
ジョブ・カードの概要について、
次のように書かれています。

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新ジョブ・カードを作成するのは、基本的に、
新ジョブ・カードを利用する本人となります。

ただし、能力評価に関わる様式は、
教育訓練機関や企業等の評価担当者が記入することになります。

作成した新ジョブ・カードは作成者本人が所有・管理し、
作成した情報のうちどの情報を企業等に提出するかは、
原則本人の意思に委ねられることになります。
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また、キャリアコンサルタントの役割・位置づけについては
下記のように書かれています。

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新ジョブ・カードを作成するのは基本的に作成者本人ですが、
記入に困る場合など必要に応じて、
キャリアコンサルティング等の支援を受けながら作成します。

キャリアコンサルタントは、キャリア形成に関する知見に基づき、
必要に応じて、個々の労働者等の自己理解・仕事理解をはじめ、
キャリア・プランの作成等を支援することが期待されています。
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ジョブ・カードの管理については、
Ｑ＆Ａで下記のように書かれています。

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Ｑ
ジョブ・カード作成アドバイザーは、
相談者の新ジョブ・カードを管理する必要があるのか。

Ａ
新ジョブ・カードは作成者である相談者自身が
管理するものであるため、
ジョブ・カード作成アドバイザーは管理しません。
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この説明によるならば、
ジョブ・カードは評価者・キャリアコンサルタントが
記入する欄を除いて、記入するのは本人であり、
また、採用時などに、記入したもののどの部分を
提出するかも本人が決めるものになります。

従って、「中退」となっているのであれば、
「転学」と直すのをご自身で行うことに
全く問題はありません。

キャリアコンサルタントに承諾を求める、報告する等の
必要もありません。

安心してご訂正ください。