絵師…本来の意味は日本画や水墨画などの大家を指します。今でも、オタク以外の一般の人に「絵師」というとそちらを思い浮かべます。 いわゆる漫画っぽい絵を描く人のことを「絵師」と呼ぶのは、オタク業界だけで、他の回答者さんも言っているとおり、ネットスラングです。一般社会で使うような用語ではありません。 それを踏まえたうえで、オタク界で使われている「絵師」とは、「オタクっぽいイラストを描く人全般」を指します。 今はアマチュアもプロも全部含みます。小学生レベルの落書きをする人から、プロまで「絵師」と呼ばれることがあります。 ただ、おそらくですが、もともとはプロは含めず、あくまでアマチュアイラストレーターをメインに指す言葉だったため、今でも「絵師=アマチュア」という認識の人も多いです。 対して、イラストレーターは、少なくとも日本では「お金をとってイラストを描く人」すなわちプロを指すことが多いです。 プロのイラストレーターの中には、絵師と呼ばれるのを嫌う人も多いです。 もともとネットスラングで「まともな言葉ではない」うえに、「アマチュア」のイメージが強い言葉なので、そう呼ばれるとプロとしてのプライドが傷つくのだと思います。 質問者様が感じる違和感もそのあたりだと思うのですが、使う人によって、プロまで含めて絵師と呼ぶ人も多いので、あまり深くつっこんで考えない方がいいかもしれません。 個人的に、絵師という言葉が広まったのは、 ・イラストレーターという文字は8文字と長く、特にオタクが愛用しているツイッターでは文字数を食うので使いづらい ・アマチュアイラストレーター、と呼ぶとさらに長ったらしくて使いづらいうえに、「アマチュア」とわざわざ付けられるのを嫌がる人もいる ・そもそも、イラストレーターは資格や免許が不要な仕事で、どこからがプロでどこまでがアマなのか、判別がつけづらい。 こういった事情から「絵師」という言葉が広範囲に「オタク絵を描く人」として大変使いやすかったからだと思います。
絵師は俗称で、趣味の世界でしか通用しない言葉です。 イラストレ-タ-は職業として認識されています。 イラスト、と言う分野が「サブカルチャ-」と認識されているので 芸術のような評価にはならないでしょう。 しかし、それは今がそういう時代であって、今後どうなるかわかりません。 お若い方にはピンと来ないでしょうが昔はNHKはアニメは「漫画」として絶対放送しませんでしたし、高校卒業したら漫画を読む大学生、社会人は非常識と考えられた時代もありました。 しかし、漫画で育った世代が主流となった現在ではそのような考えをする人はいません。 絵師という呼び方がイラストレ-タ-と言う呼び方を凌駕する時代が来るかもしれません。 それとは別に、貴方の複雑さは自己承認欲求に近いものがあるのでは。 尊敬するイラストレ-タ-さんの活躍が認められてないのではなく、 貴方の「好き」の対象が「絵師」と言う言葉で括られることを自分が良しとしないだけなのでは。 他人が貴方の嗜好をどう片付けても気にする必要はありません。 そこに不満を感じても、他人の考え方を変えることは出来ません。
字が違う。 漢字とカタカナ。 OK?
明確な定義などありません。 また、「絵師」は一般的にも認知されていません。 単なるネットスラングだと言っていいでしょう。 そもそも言葉というものは何かある状態のものに対して「名前をつけている」という事に過ぎません。 どのような名前をつけようと、分かれば良いのです。 「分かる」とは、あらゆる全て渾然一体となった名前のついていない全体から切り離して名前をつける「分ける」という事です。 もともとあらゆる全てに名前などついていません。
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