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小説を書きました いかがですか 中国人と元カテ 前回 https://m.chiebukuro.yah…

小説を書きました いかがですか 中国人と元カテ 前回 https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q12183387162 ていた。音楽に熱中し、電気技術者主任資格の勉強をしながら、アルバイトをした。 恋人にも恵まれた。 25歳のときから30年脇目も振らずに働いてようやく今日の地位を築いた。 新人の頃は研修で電信柱に登り、慣れない手つきでペンチを握った。 忘年会では「イヨマンテの夜」を吠えるように歌った 。 本社は札幌の目抜き通りの中央にそびえるように立つ14階建の煉瓦作りの建物であった。 元カテのシルバーのすばるGTBは吸い込まれるように地下の駐車場に入った。 一人の女性社員が元カテが車から降りるのを待っていて声をかけた。 「元カテ様ですね」 元カテは言った。 「そうだが、君は誰だ」 その女性は言った。 「私は元カテ様の秘書を勤める紺野緑(こんの・みどり)と申します」 元カテは言った。 「私を待っていたのか」 紺野は言った。 「はい」 元カテは言った。 「そうか、車はここでいいのかな」 紺野は言った。 「キーをお預かりします」 紺野は元カテのキーを預かると元カテの車を元カテ専用の駐車スペースに停めてから、再び元カテの元にやって来て言った。 「あちらがこれから元カテ様の駐車場となります」 元カテは言った。 「ありがとう」 紺野は言った。 「社長がお待ちです」 元カテはうなずくと紺野の後に従った。 社長室は七階にあった。 元カテは社長に会うのは初めてであった。 京都大学工学部電気学科を出た男であった。 白髪で小柄な男であった。 元カテは言った。 「初めまして、元カテと申します」 社長が言った。 「君のことは聞いている。スケルトンを書かせたら⇒に出るものがいないらしいな。これからは役員として頑張ってくれたまえ」 元カテは言った。 「粉骨砕身(ふんこつさいしん)努力します」 元カテは14人いる役員の末席に列(つら)なることとなった。 そして、半年が過ぎた。 北海道に地震が起こり、元カテの勤める会社は大きな試練に見舞われた。 会社の設備の大半が停止し、その復旧に一番若い役員として元カテは眠る間もなく働き、復旧に尽力した。 一年後、元カテは副社長に抜擢された。 元カテは役員会議で皆にあいさつした。 「震災からの復興が第一のテーマです。引き続き道民の皆さんの信頼を得るよう一丸となって働きまし ょう」 役員は全員が拍手した。 間もなく社長が不意の病で倒れ、亡くなった。 元カテは葬儀委員長として社長の葬儀を取り仕切った。 元カテは弔辞を読みながら、なぜ自分を役員に選んだのか社長に聞いておけばよかったな、と考えた。 後任の社長には元カテが選ばれた。 人事委員会の全員一致の議決であった。 千歳から高速を伝って札幌にやってきてから三年が経っていた。 震災がなければ考えられない昇進であった。 社長の元カテに秘書の紺野が尋ねた。 「お昼は何になさいますか」 元カテは少し考えて言った。 「ペヤングを食べたい」 承知しました。 紺野は本社にペヤングがなかったので近くのLAWSONに買いに走った。 元カテは千歳支社で食べていたペヤングが急に食べたくなったのであった。 紺野からできあがったペヤングを受け取った元カテはソースとふりかけをかけてから、割り箸でよくかき回した。 中途半端なソースのかけ方は嫌いだった。 元カテは社長室のある七階の窓から大通りを見下ろしながら、しみじみと味わってペヤングを食べた。 おしまい 元カテとフォルトゥナ 元カテは北京に来ていた。 元カテは北海道にある大企業の社長として北海道経済界が中国に派遣した使節団の団長を仰せつかったのである。 元カテは中国の主席である習近平と面会し、北海道への中国資本の投資をお願いした。そして、習近平と固い握手を交わした。 その時、ふと、以前にもこんな固い握手をしたことがあったなと思い出した。 元カテは習近平と別れてからホテルに戻るまでの車の中でその事をしきりと考えていた。 そして、元カテは大声で叫んだ。  「エウレカ(わかった) 」 元カテはかつて金の目方を計る方法を思いついたアルキメデスのように叫んだ。 車の運転手が振り返り元カテに尋ねた。 「アーユー クレイジー(おまえは気違いか)」 元カテは言った。 「ノーアイアムノット(いや、そうではない)」 元カテは以前、千歳支店に研修に来た孫孫文と固い握手をしたことを思い出したのである。 元カテは疑問が解けたのでリラックスしてグレンミラーのチャタヌーガチュチュを口ずさんだ。 すると運転手は言った 。 「ユーマストビーマッド(狂人に違いない)」 元カテは聞こえない振りをした。 ホテルに着くとボーイが恭(うやうや)しく近づき、元カテに言った。 「ユーハブアゲ スト(お客様がお待ちです)」 ボーイは元カテを元カテの自室とは別の部屋に連れて行った。 するとそこには見覚えのある男がいた 。 その男はリーボックの靴をはいていた。 孫孫文である。 さすがに今回は紳士服の青

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    小説を読むと 柿ピーやペヤングが食べたくなり 実際に食べているのは私だけでしょうか❓

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