解決済み
作業療法士・理学療法士の方に質問です。OT・PTとしての適性が私にあるのかどうか、どう思われますか。 私は幼少期のトラウマがきっかけで人前で食事をするのが苦手です。 学校の給食なども食べられませんでした。皆が当たり前のようにできていることが私にはできず、苦しい思いをしてきました。そのような経験もあり、苦しんでいる人の力になれるような仕事がしたいと思い、現在はOTかPTを目指すことを検討しています。 そこで質問なのですが、私の人前で食事ができないということはOTやPTとして適性に欠けるのでしょうか。 私の考えでは、OTは厳しいのではないかと思っています。というのも、OTは精神障害の方と身体障害の方の両者のリハビリに携わるわけですが、精神障害の方へのリハビリでは、リハビリの一環として患者様をカラオケなど外へ連れて行くこともあるようなのです。そうすると当然、一緒に食事をする必要があることもあるかと思います。また、OTとして身体障害の方のリハビリに携わる場合でも、その患者様にとって料理をすることが手や腕などのリバビリとして最適と考えられることもあるように思います。その場合、私の人前で食事ができないということが、OTとして仕事をする上で支障となるのではないかと思うのです。 次はPTについてですが、PTであれば、その仕事において患者様と外で食事をすることもないでしょうし、患者様の作った料理を食べる必要があるような場面もないように思います。 OTやPTになる資格が私にあるのか、作業療法士や理学療法士をされている方のご意見をお伺いしたいです。
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むしろ、精神科OTのほうが向いているかもしれません。 残念ながら、私にはあなたのトラウマの悩みについて理解はできても、同じ気持ちを共感することは難しいです。それは、私には同じようなトラウマ経験がないからです。しかしあなたの場合、同じような心にトラウマを抱え悩んでいる精神科患者さんに対して、私よりも上手に共感することができると思います。精神科患者さん達は、あなたと同じように克服できない悩みや苦しみが心にあるからこそ、医療機関で精神治療を受けています。しかし、なかなか一般人には理解されません。なぜなら同じような経験をしたことがないか、自分自身で克服できる人達だからです。私もPTSDやフロイト精神分析による小児期心的外傷については、医学部時代に精神医学の授業で沢山勉強しましたし、実際に何人も治療に関わったことがあるので、病態につては良く理解しています。しかし、本当の意味でその人の辛さや葛藤について、どこまで理解できているかは正直わかりません。これは、学校で学べるものでもないですし、同じような経験者ではないと本当の意味で分かり合えないかもしれないからです。精神科患者さんは、ほとんどの人が世間に負い目を感じながら、心の葛藤に苦しんでいます。患者さんの中には、一般の人には理解できないような些細な事でも、本人にとっては乗り越えられない大きな壁になっています。人に言ったら馬鹿にされたり責められることを恐れ、誰にも話せずに一人悩んで毎日自分自身を責めたり、時には自殺願望を抱くことも珍しくありません。周りから見れば、「そんなことで悩んでいるの」と馬鹿にされた経験も多いでしょうが、そんな取るに足らないような些細なことが長く続くことで、人は簡単に心を病み精神疾患を発症します。誰にも理解されない心の悩みは、本人にしかわかりません。だから、逆にあなたのように自分自身心にトラウマがある人は、同じように悩んでいる精神障害の患者さんの気持ちや苦しみが、誰よりも共感でき寄り添えるリハビリができるのではないでしょうか。精神科OTにとって必要なスキルは、陶芸や手工芸・料理等のアクティビティやレクの作業活動ではなく、常に相手の目線に立って共感でき一緒に考えられる感性を持っている人です。病院職員だって、職場や家庭での人間関係や仕事上のことで、全く悩んでいない人なんていません。精神科医だって完璧で全能人物なわけではありません。むしろ、精神科医のほうが精神的に病んでいる人も多いとも言われます。実際、私も精神病んでいるような精神科医を何人も知っていますが、現場では生き生きしてます。だから精神科医になったのでしょうか。まあ、そのほうが精神疾患を理解しやすいから、ある意味適材適所なのかもしれませんね。 また、業務で患者さんと一緒に食事をする場面があっても、自分も一緒に食べる必要はありません。料理訓練や外食活動でも、実際に食事をされるのは患者さんなので、職員が無理に一緒に付き合うことはないです。嫌なら嫌で断ればよいのです。「食べたくないです」と言っているのに、「少しでも食べろ」とは、誰も強制しません。少なくとも本人の主体性や、積極性を引き出すためのリハビリをする職場で、トラウマを増長するようなことは絶対にありえません。デリケートなメンタルの治療を行う精神障害領域では禁忌です。そんな状況にも関わらず職場で、「仕事だから食べる」や「リハビリ職には向いてない」、「社会人にもなって甘えるな」などの言動をする病院職員がいたら、そもそも精神科医療に関わった経験がないか、臨床心理を知らない人達でしょう。
元理学療法士です。 その前に、あなたはそのトラウマを克服する努力はしたのですか? そんな将来に左右するくらい影響があるなら精神科を受診し治療はされてるのでしょうか?その上で効果がなく、将来を悩んでいると言うことですよね? 私は精神科のOTと関わったことがないのでなんともいえませんが…少なくとも病院のリハビリスタッフは外にいって患者と一緒にご飯を食べるってことはなかったです。 人前で食事ができないってのはPTOTがどうこうと言うより社会人として困ると思いますよ。むしろ普通のサラリーマンとかの方が上司とか取引先の人とかと食事する機会も多いと思います。 ちなみにPTやOTの国家資格の受験資格に人前で食事がどうこうという規定はありません。ですので資格があるのかと言われたらあると思います。
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