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コンクリートの強度を調合から予測するという研究を見かけました。 ふと疑問に思ったことなのですが、現在の建設現場で使…

コンクリートの強度を調合から予測するという研究を見かけました。 ふと疑問に思ったことなのですが、現在の建設現場で使用されているコンクリートは既に強度が決まった製品ですよね?既に分かっているものを予測するのは意義があるのでしょうか? 自分がその研究の意義を理解できていないだけだと思います。 どなたか、この研究の意義を分かりやすく教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いします。

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回答(1件)

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    建設現場で使用される生コンは配合だったりでおおよその強度が分かります。というより「分かっています」が正しいのかな。 研究とはどの事を言っているのか広すぎてわかりませんが、誰かがずっと研究しているから配合でコンクリートの圧縮強度、引張強度、せん断強度、曲げ強度が予想出来るます。コンクリの強度を計るときは一般的に圧縮強度を見ます。 建物を建てる時に、震度いくつまで耐えなくてはいけないというルールがあるのは知っていますか?耐震基準、新耐震基準、新新耐震基準と年々マグニチュードxxまで耐えうる構造でなくてはいけないとされています。 単純に鉄骨を入れる、鉄筋を太くする、コンクリートではなくて無収縮モルタルを使えば強くなる物ですが、費用がどんどん膨らみますので、費用に合う物を提供するために構造計算という建物の耐力度を計算します。おおよそxx N/mm2であれば鉄筋はこういう具合、鉄骨云々、柱の本数、床の厚み、スリットを入れるなどなど。 そういう計算をして建物は設計され、建設されるのです。それがコンクリートの強度も関わるので先人が積み重ねた研究が役に立っています。 じゃあ実際に建物を作るときに、予想していた強度が出ているのかどうかというのもチェックします。生コンを打つ時にサミットモールドという缶に入れて供試体を作り予定していた数値を上回るかどうか試験します。 私の知り合いにコンクリ博士と呼ばれる方がいます。某市内で初めて軽量コンクリートが使われた建物の取り壊しが決まった時に「歴史的建造物の軽量コンクリートが欲しい」とまで言って僕が採取してきました。何を研究したのか謎ですが、取り壊して新しく建てた建物の1Fに飾ってあります。 多分その先生は先人が研究して試行錯誤したコンクリートが当時の研究結果である宝物なんでしょうね。僕はただの軽石を使った生コンにしか見えません。 でも、そういう研究があるからこそ、年々建物の耐久度も上がり長く住める、長く使える建物が出来てきている訳です。分かっていることでも、分かりきった事ではない。だから研究するんじゃないですかね。建物は財産ですから、長く残したいですよね。だからこれからも研究は続くのです。 余談ついでに。 ポリマーセメントというのは聞いた事ありますか?扱う業者なら常識ですが、攪拌するときにアルミ製品を使ってはいけない。どうも化学反応を起こすらしいです。 そうすると強度に関わるので使用してはいけないとされていますが、こういうのも研究をしているから分かっていることなんです。今では室温や攪拌するときの水温気温でる構造体強度補正値なんかも予測できる。凄いですよね~

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