地方銀行に内定をいただいている者です。

Question

地方銀行に内定をいただいている者です。就職活動をしていく中で、法人営業でコンサルティングをすることで中小企業の業績アップに貢献できること、コンサルティングや融資を通じて「ありがとう」と言ってもらえること、色々な業種の社長と関わることで、他の業種にいるよりも知見が広がること、実家から通え、全国転勤がないこと、行きも帰りも満員電車に乗らずに済むことなどの理由から地方銀行や信用金庫を受け、内定をいただきました。
就職活動が終わってから始めた派遣のアルバイトでサンプリングをする機会があったのですが、人に何かを押し付けるのがすごく苦手なことに気づきました。
就活中は、親戚の元銀行員の人に話を聞いたり、支店訪問をしてお話を聞いて、「大変そうだけど、やりがいもありそうだしやってみよう」と思っていました。
証券外務員の勉強や新聞・ネットで投資信託が元本割れリスクがある商品で、本当に顧客のためになるのか、と批判されていることを知り、そのような商品をノルマ達成のためにお客様に押し付けるのは無理だなと思いました。また、ネットでノルマ達成出来ないときは家族や友人に買わせる、などと色々なところに書いてあり、とてもじゃないですが自分にはそんなことは絶対できないと思い、就活活動をやり直すか悩んでいます。
自分が、働くイメージをしていたつもりでしたが、ものすごく詰めが甘かったことに今さら気づきました。

私はこの先どうすればよいでしょうか。

Answer 1

ご不安はごもっともです。
しかし、全く心配ありません。
杞憂に過ぎません。
要らないものを売るのはビジネスでは無いからです。
特に地方銀行は、他の金融機関に比べ丁寧な営業をすると思います。
欧米に売り手買い手双方の利益になるのが営業マンの目指す道であるとの教えがあります。win-win取り引きと言います。一流のビジネスマンは皆これを目指し、お客様に感謝されています。
更に日本には、三方よし、という優れたビジネス哲学があります。
売り手よし、買い手よし、世間よし、と社会貢献も目指すのです。
それが出来ている会社が生き残っているのです。
貴方の入社する会社にも必ず社会に通じる経営哲学があるはずです。
また、歴史と伝統と先輩方の経験があるはずです。ですから、入行したら納得が行くまで精進して、勉強し、本当にお客様の為になる商品の提供の仕方を極めて下さい。
必ず解があります。
そうやって世の中は何百年も続いて来たのですから。
先祖や先輩たちを信じては下さい。

Answer 2

どこの企業でも決算数値開示があります。銀行にも様々な数値目標とその進捗を示すﾃﾞｰﾀｰがあります。それは1年単位であったり半年単位あるいはｸｵｰﾀｰと呼ばれる３ｹ月単位であったりします。その定められた期間内に一定の成績を上げなければその銀行なり支店なりは低評価を受ける事になります。ﾉﾙﾏ達成の為友人知人に協力してもらう云々の一時的な話ではなく、何年にも亘ってずっと銀行間・支店間・部門間あるいは他の金融機関との永遠の競争です。ｺﾝﾌﾟﾗｲｱﾝｽに違反するような営業活動は論外ですが、しかし客が自分から納得して決めてくれるのを待っていたらｸｵｰﾀｰ毎に成績なんてあげられるはずがありません。人に何かをおしつけるのが苦手であるならば、金融業界は向いていないと思います。金融業界ほど短期の結果を求められる業界はありません。（支店長は在任期間の２年の間に結果を出さないとその後の出世を絶たれます）可能であるならば、もっと長いスパンで勝負が出来る商社業界等を考えてみるほうが良いのかもしれません。

Answer 3

何か勘違いがあると思いますが、銀行員も証券マンもそもそも、この金融商品は儲かりますと言って金融商品を売ることは法令でできないんですよ。つまり、紹介はしますけど、儲かるとは言えない。だって、将来は不確実ですからね。となると、法令を守ってる前提では、お客様に押し付けることは不可能なんですよ。そもそも、買うかどうかはお客様の判断ですから。
それから、銀行に入社したからって、すぐにコンサルや融資できるわけないですよね？
窓口業務や投資信託を売るのは基本ですからね。コンサルや融資はその後ですよね。あなたの文章を読むと、コンサルや融資で中小企業の業績アップに貢献するより、転勤がなくて、満員電車に乗らないで楽だから、銀行を選んだように感じますよ。
もしそうだとするなら、銀行は無理なのでやめた方がいいですよ。正直、銀行はエグいですよ。スーパーサラリーマンになるくらいの覚悟がないなら無理です。給料の高さは伊達じゃないんですよ。
ちなみに、都銀でも満員電車に乗らなくて良いんですよ。銀行の出勤は、朝早いんで、どちらにしろ座っていけますから(笑)もちろん早朝出勤は、残業出ませんよ。
上役が早く来るんで、下っ端は行くしかないですからね。慎重に判断しましょうね。