就職氷河期にキャリアを積んで転職し、好きで入った会社なので辞めるつもりはありません。ただ、勤続10年以上経ち、なかなか評…

Question

就職氷河期にキャリアを積んで転職し、好きで入った会社なので辞めるつもりはありません。ただ、勤続10年以上経ち、なかなか評価されないことに苛立ちがつのり聞いてもらいたくなりました。不満を箇条書きします。もし良かったら読んで下さい。
資格を持っていて技術で採用されているのに、仕事でいくら技術を頑張ってもそのことが全く評価に反映されない。またその技術を資格を持たない社員に教育するように言われるも勤務時間外で手当てつかない。教えても結局技術の仕事は私にふられる。また、技術研修があるが私だけすでに出来るからとの理由で行かせてもらえない。技術手当てもない。雑用係りかのように雑務を頻繁にふられる。技術以外での評価ばかりで評価は上がらず、せっかく技術を認められて採用されたのに、今となっては仕事の出来ない社員として扱われているように感じる。
私はもっともっと自分の強みである技術を磨いてそのスペシャリストとして活躍したかったです。すでに現場を離れているので今となってはブランクが心配ですが…
直接成果にはなっていなくても、きちんと仕事はしているし、平社員の評価対象である行動評価もきちんとしてきているのに、実際遅刻や態度の悪い人でもそれなりに昇格しているのが不満です。
だんだん上司もこいつは出来ない奴のような態度で接してきます。今日も会議で意見をボードにまとめていて考えていると『固まった？』って馬鹿にするような発言をされたと感じました。
私は会社で役立たずということなのでしょうか。
まだまだ考えが甘いのでしょうか。
なぜ私は採用されたのでしょうか。

乱文で申し訳ありません。第三者様からのご意見が伺いたいです。よろしくお願いします。

Answer 1

普段、ID非公開には答えないのですが、文章がまともなので答えます。

以下はあなたの文面を読んだだけの判断です。実は違うなどはいわないでください。

会社ってなんのためにあると思います？
たぶん、あなたはいろんな人が集まって偉い人が部下に指示を出す、くらいの意識しかないのだと思います。

もっとゼロベースで考えてください。
お客がいて、提供できるノウハウなり製品があって、販売することができ、お金を回収ることが、繰り返しできるならば会社は設立、存続します。

世の中は常に変化しますから、ノウハウ、製品、対応は刻々と変わります。

この考えに基づくと、あなたがもつ役割をきっちり決めてほしいという願望はありえないことに気づいてください。
そして、あなたに「これをやってほしい」というのは会社にとってはとても無駄な作業です。
気の利く会社の構成員（社員）は全体を見て欠けているところを補おうとします。

技術、技術、と書いておられますが、それがカネを産んでなんぼです。そこからあなたの給料は支払われるのですから。

私事になりますが経験を書きます。
私は20歳台のころに某メーカーで技術職を目指しました。しかし、技術をディープにつきつめると、そんなノウハウを使うことは1,2年に一度しかなかったのです。
それじゃ、会社側も私を評価しにくいです。私もつまらない。
一人の人間がやれることなんて数億円程度です。チームを組めば数百億円の案件ができます。そこからどう利益を出していくかは規模が大きい方が簡単であることは言うまでもありません。

あなたが評価されたいことは数億円の話しに過ぎないのです。
ここでマネージャを目指すか、専門家を目指すかに別れます。

私はビジネスをエンジニアリングし、ビジネスエンジニアになることにしました。
技術者の目でビジネスをするのです。
最初はいろいろ大変でした。お客さんの扱い方もわからず営業に教えてもらったりしました。
当時はまさか自分が将来、銀座を飲み歩く身分になるなんて思ってもみませんでしたが、そうなったのです。

私など足元にも及びませんが、「ザ・ゴール」を書いたエリヤエフ・ゴールドラット博士も物理学者でありながら、ビジネスを制覇された方です。

ベンチャー企業やあなたの会社などいろいろありますが、将来は不明で、ビジネスをどうするかということについてはほとんどの人が答えをもっていないし、永遠の課題です。
しかしビジネスを俯瞰する段階にもたどり着いていない人が圧倒的多数です。
その世界にたどり着くには年齢は関係ないです。ぼけーっとサラリーマン生活をしている人間は定年まぎわであっても片鱗も知りません。問題意識をもっている人間は20才台から知っています。

今のあなたは将来像が小さすぎるのです。そんな会社で自分を評価してほしいとかはどうでもいいことです。
あなたのその技術は過去と現在を保証しているだけです。
未来に向かっていくには、もっともっと学び続けることがありますし、学び続けなければ脱落者です。

自分が優秀な技術者だと思うのであれば、自分に証明してみてください。
日本のどこかにそれを成し遂げた人間もいるのです。
ぬるま湯につかって文句を言っている場合でしょうか？