常勤講師を5年やったあと教員採用試験に受かったら給料は正採用の一年目として数えられ減らされるのでしょうか?

Question

常勤講師を5年やったあと教員採用試験に受かったら給料は正採用の一年目として数えられ減らされるのでしょうか?また退職金も1年ごとに大幅に変わってくるのでしょうか 5年だと大分違うでしょうか

Answer 1

教員の給料は、基本的に年齢給です。
・常勤講師歴５年の新採と、
・大卒したばかりの２２歳の給料
とでは、号俸が違います。
前職加算です。
しかし、
・常勤講師歴５年の新採と、
・採用６年目の教員の給料とは、
差があります。
全くの同額では、後者の叩き上げ教諭から、不満が出るからです。
しかし、この両者の給料は、年齢が上がるにつれて、同額に近づいていきます。
これを、調整給と言います。
さて、退職金や年金については、
在職期間と平均給与月額の二者が、金額の基本となります。
定数内の常勤講師で、健康保険証を受け取っていた場合は、当然、加算されます。
ですから、こちらも、あまり大きな差がないものと推測いたします。

Answer 2

「正採用の一年目として数えられ」ます。
ただし、前職のある人は採用時にその分を職歴加算してくれるところが大半です。
加算率の規程は就職先によって違います。加算率100%で計算された場合は、新卒ストレート就職の人の6年目と同じ給料になります。

「5年だと大分違」います。
公務員の場合、経験年数で差が出ます。同じ勤続年数でも管理職の経験が長ければ、上になります。
勤続年数が一定年数を超えると月数が同じになりますが、大卒22歳＋5年の27歳では、定年の60歳までMAX32年しかありませんから差が出ます。具体的な計算式は、就職希望先の自治体の例規をご確認ください。