解決済み
本物の自閉症だと職はボランティァの単純作業か か国のお世話になるでしょうね。 アスペルガー症がプラスに出れば画家やミュージシャン 研究職さらに変わり者の大学教授になるかもしれません。
自閉症(低機能自閉症、狭義の高機能自閉症問わず)は右脳優位、アスペルガー症候群は左脳優位という特性の違いがあります。自閉症は幼少期の3歳までに言葉の遅れがあり、知的障害の有無によって低機能自閉症と高機能自閉症に分けられます。なお言葉の遅れがあっても、幼稚園児や低学年の段階で成長する人も多くいて、高学年以上になると健常者のように振る舞える人もいます。その場合は当然ながら狭義の高機能自閉症には含まれません。 自閉症とアスペルガー症候群は診断上では2013年にDSM-Vに診療基準が変わった時に「自閉症スペクトラム障害」に統一されましたが、脳の偏っている部位が違うので当然適職に関しては変わってきます。(ちなみにとある東北地方の大学が自閉症スペクトラム障害の人をアスペルガー症候群と狭義の高機能自閉症に分けて就職率を調査した結果、アスペルガー症候群の就職率は40~35%、狭義の高機能自閉症は20%未満と厳しい結果が出ています。) アスペルガー症候群は大学在学者や大学卒業者・上位高校卒業者に多く、一流大学に入れるような成績優秀な方も一定数いて、研究開発職や医者、法律関係、国家公務員、大学教授などで高収入を得る人もいます。そうでなくても症状が軽い人は仕事内容によっては人的管理や営業や販売などの接客の仕事を避ければ一般就労でやっていけることもあります。経理事務、機械やビルのメンテナンス業、コンピュータ関連の仕事と相性がいいです。ただし左脳が敏感なゆえに職業の選択を間違えると二次障害を起こしやすいのも特徴で、その場合は仕事ができなくなってしまう人も多いです。 一方で自閉症者は現代日本の左脳優位な学習方針と相性が悪く、低機能自閉症は普通の小学校の勉強についていけず、狭義の高機能自閉症でも中学高校から成績が偏っていたり全体的に悪いことが多く、中には小中学校の途中から特別支援学級や特別支援学校に変更したり、高校の場合は特別支援学校の高等部を選ぶ人もいます。普通高校を選んだ場合は中退することも珍しくありません。その後は高卒就職か専門学校進学を選ぶ人は多いですが、大学に行く人は少なく、偏差値50以下の易しめの私大なら行ける可能性はありますが、何らかの勉強が苦手な子が大半なので上記の高収入の職業はほとんど難しいです。特に英語や算数・数学が苦手な人はコンピュータ関連や経理事務の仕事も厳しいです。 よって自閉症の人が就ける一般就労は給料の安いフリーターか、労働条件がきつい運送屋や食品工場といった肉体労働が中心になってしまいます。肉体労働の仕事は作業を正確にこなしたかなど単純なパフォーマンスが物を言うことが多く、特にADHDを併発している自閉症者にとってはミスを起こしたら責められやすく、ドロップアウトする確率が高まりやすくなります。 よって無業者(無職、ニート)になって、最終的には作業所の行員や一般企業の障害者雇用など福祉的労働に行き着いたりすることが多いです。 狭義の高機能自閉症者の成功例としては、視覚優位な特性を活かしたイラストレーター、CADオペレーター、グラフィックデザイナー、パタンナー、リフォームアドバイザーなどがあります。 アスペルガー症候群、自閉症者ともに賃金が安いながらも無難に生計を立てられる仕事としては荷物や郵便の仕分け、クリーニング工場、清掃員など。車の運転ができてADHDや癇癪がない場合はタクシー運転手、警備員などがあります。
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