地方私大の看護学部1年生です。 単純に言えば、極論ですが、看護系の学校に合格→入学→学ぶ→国家試験合格→卒業すれば誰でもなれます。 しかし、看護師への道はそう甘くありません。 まず最初の関門である看護系の学校への受験。 看護系の学校は看護大学、看護短大、看護専門学校がありますが、看護ブームによって倍率が上がり、入るのが難しい状態となっています。 実際、看護師になりたくても看護系の学校に入れない人が少なくないと言うことです(私の場合は逆ですが)。 そして晴れて合格したら入学します。 そこで看護師になるための勉強をしますが、医療系なので向き不向きがはっきりと分かるようになり、厳しく忙しい日々を送る毎日となります。 実習も大変ですし、看護教員もきつい人が多く、生半可で安易な気持ちではやっていけません。 徹夜で実習の課題を仕上げる人も少なくありません。 向いていなくなったり想像出来なくなったら一般企業への就職を検討すると思いますが、一般企業への就活時期と実習が重なっており両立はハードです。 私は看護師になっている自分が想像出来なくなり、今はうつ病です。 前から目指していた普通の理系学部への再受験か編入を検討しているところです。 中にはパワハラや辛さで中退する人もいます。 そして、国家試験。 90%くらいと国家試験としては高い倍率ですが、それだからと言って簡単とは限りません。 合格出来そうにない学生に対しては留年や卒業だけ等をさせて、合格出来そうな学生だけ国家試験を受けさせて合格率を上げているのです。 問題の中でも必修と一般と状況があり、特に必修は80%以上正解しないと合格は出来ません。 これに落ちたらただの人で、看護系の学校で学んだ意味が無くなります。 再受験も可能ですが、受かる確率がかなり下がります。 看護師の国家試験に落ちたら、病院への内定が無くなる、看護助手になる、塾講師や販売などの別の職種に就く等がありますが、看護系の学校としては相応しくない進路です。 国家試験合格したらほとんどの人が看護師として就職しますが、夜勤等があるハードな職場環境で人の命に直決することから離職率が高いです。 クリニック等の楽な職場は経験があってなんほです。 簡単に言いますと、学校に入るだけでも入れるとは限らない、学校に入ってからでも色々な事情で看護師になれない人はいると言うことです。 資格が取りやすくて安定していて手に職だから看護師になろうと思っては困ります。 手に職で資格を取りたいなら、独学で登録販売者や情報系の資格を取るべきでしょう。
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