そもそもの問題として、『放送大学で公認心理師学部カリキュラムに対応するか不明』という点が挙げられます。大学への正式なカリキュラム説明会が7月30日のはずなので、現時点で対応を表明している大学もしていない大学も、それを受けて初めて”分かる”のです。もちろんカリキュラム等検討会のまとめ報告書は一般公開されていますから、それに基づいて対応表明を行った大学もあるのでしょうけど、放送大学は残念ながら表向きの反応は見せていません。twitterでも、岡部学長が「不明」とつぶやいていました(2016年1月) 加えて、仮に対応できたとしても今度は実習4単位(80時間以上)が問題です。私の知る限り、放送大学で実施される継続的な外部実習は放送大学大学院臨床心理プログラム(指定大学院)ぐらいのもので、定員を考えれば毎年20名前後が参加しています。一方、放送大学は正科生でも書類審査のみで入学できますから、希望者全員に実習を受けさせられるとは考えられません。選抜試験など、何らかの対策が取られる可能性も高いと考えます。 まとめると、 ①早くて7月30日の説明会以降、あるいは法施行後の今年9月以降の反応を待たないと何とも言えない。 ②仮にカリキュラムに対応したとしても、希望者全員は難しいのではないか(個人的な推測) です。おそらく3年次編入での養成カリキュラム受講は不可能ではないと思います(PSWやSWの例もあるし)が、どのような形で実施されるかはわからないので、確実を求めるなら大学の反応を待ってからの方が良いと思います。もし待てない!気がはやる!ということでしたら、大学窓口に質問を寄せてみてください。
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