設計事務所、ゼネコンへの発注の流れに関して 受注を受けた側の業務フローは調べればある程度出てくるのですが、発注する…

Question

設計事務所、ゼネコンへの発注の流れに関して

受注を受けた側の業務フローは調べればある程度出てくるのですが、発注する側の流れやどこまでの責任をもつのかが分からないので質問させて頂きます。

1、インテリアデザインなど一部を特定の事務所に依頼したい場合

この場合は発注する側が直接依頼するのでしょうか？それともゼネコンなどの元請けに依頼するなかで交渉を任せるのでしょうか？

2、海外の建築家に依頼する場合
この場合は、国内の事務所に設計を依頼するのと違ったりするのでしょうか？
設計事務所は設計と施工の監視が役割と聞いたのですが、それは海外に依頼しても同じ、それとも直接依頼するのでなく、何か仲介があるのでしょうか？

Answer 1

質問者さんは、公共発注者ですか？
公共発注者ならば、公共建築相談窓口に相談されるのがよいです。
http://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk2_000016.html

民間事業者でも公共に準じた手続きをということでしたら、聞いてみてもいいかもしれません。

1.直接契約しても良いです。ただし、インテリア以外の部分の建築設計を行う事務所の契約にインテリアデザインが行う設計範囲を明示して、さらにそことの調整業務を行うようにするなどの配慮が必要です。
また、建築設計事務所の下請けとして入ることを条件にインテリア設計事務所と覚書を交わし、建築設計事務所に対しては指名下請として、設計契約を結ぶ方法もあります。インテリアとそれ以外の業務調整などについては、設計契約に含まれるので、先の述べた配慮についてはあまり気を使わないで済みます。

2.海外の建築家が日本で活躍できる（日本で建築士事務所として登録がある）なら問題ないですが、そうでない場合には海外建築家とコラボをよく手掛けている日本の設計事務所とJVを組ませて、そこに委託するのが多く行われている方法です。