解決済み
秘書検定2級の記述問題に関する質問です。 【】を丁寧な言葉に直す問題ですが、以下のような回答では不正解でしょうか?模範解答例と異なっていますので、添削をお願いします。 1 申し訳ございませんが、【うちの会社】では【断る】ことになっております →当社、お断り致します 模範解答→私ども、お断りする 2 よろしければ、【要件を聞いて、】山田が 【戻ってきたら連絡】させていただきますがいかがでしょうか →ご要件をお伺いして、戻り次第ご連絡 模範解答→ご要件を伺いまして、戻ってまいりましたらご連絡
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私の見解 1 申し訳 ございませんが、【うちの会社】では【断る】ことになっております →当社、お断り致します 申し訳 ございませんが、【当社】では【お断り致します】ことになっております ↑ 〇「当社」で結構です。(理由は、最後に書いたとおりです。) ✖「お断り致します」 「<お断り致します>ことになっています」では、文章になっていません。 模範解答の「<お断りする>」が誰でも正解にします。 2よろしければ、【要件を聞いて、】山田が 【戻ってきたら連絡】させていただきますがいかがでしょうか →ご要件をお伺いして、戻り次第ご連絡 ✖「ご要件をお伺いして」は、「伺う」はそれ自体が尊敬語ですので、尊敬の意の接頭語「お」をつけると、尊敬語が重なって過剰敬語で、避けた方がよろしい。 「ご用件を伺って」でもよい。 〇「戻り次第ご連絡」は、持って回った「戻ってまいりましたらご連絡」よりも適切だと思います。 <補足> 【「弊社」でなければならないは、時代遅れ】 マナーの本やサイトをみると下記のような解説がありますが、あまり適切ではないと思います。 株式会社にとって、株主は資本を提供してくれる立場ですので対等ではありません。株主総会で、会社側の提案が拒否されたり、役員の罷免の権利を持っています。 したがって、最近のマナーの本に従えば、「弊社」と称しなければならないはずですが、その株主に対して株主総会への出席を依頼する「株主招集通知」の文章をみても、「弊社」は使っていません。 「さて、当社第○期定時株主総会を下記のとおり開催いたしますので、」 「当社の財産及び損益の情況の推移」 「当社の会社役員に関する事項」 など また、世間一般に配布される「会社案内」や、学生に配布される「入社案内」のパンフレットでも「当社」という記載がふつうです。 したがって、公式の書面においても「弊社」を使うことは現在ではありません。世間から遊離した感覚をお持ちのマナーの先生方の古臭いお説教を真に受けて、もっともらしい講釈はしないことです。 ********** ビジネスの世界においてよく見かける「弊社」という言葉。 自分の会社のことを相手の会社よりも下の立場に位置づけ「へりくだって」表現する言葉です。 弊社は自分の会社のことを謙遜(けんそん)し、へりくだって言う謙譲語でしたが、当社の場合は上下関係なく対等な位置づけで話す場合に使用します。 ********** http://shigotoup.com/173.html
なるほど:1
1.「当社」は、謙譲語ではないので社外には使わず、社内で使う言葉とされています。そういう意味では丁寧な言葉ではないのです。普通、社外には謙譲語である「弊社」を使うことが多いですが、ご質問のケースでは丁寧すぎるので軽い謙譲語である「私ども」を正解としたのでしょう。次に、「お断り致します」は、『【お断りいたします】ことになっております』では、言い方がくどすぎるので「お断りする」が正解なのです。 2.こちらは、『ご要件をお伺いして、戻り次第ご連絡』も不正解とはいえません。「ご要件をお伺いして」は、「ご」「お」と連なるのでくどい感じがしますが、間違っているとまではいえません。確かに「ご要件を伺いまして」は、「ご」「お」の連なりを排除し、かつ、後ろに「まして」と丁寧語を配してあり、模範的な表現ではありますが、正解がこれだけということはありません。次の「戻り次第ご連絡」も同様です。「戻ってまいりましたらご連絡 」に比べると堅苦しくスマートではありませんが、不正解とまではいえません。ただし、秘書検定2級のテキスト等で良くない表現とされていれば秘書検定という場では不正解なのかもしれませんけど・・・・・・。
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