解決済み
会計事務所で働く人は、必ず税理士資格を目指さなければならないのでしょうか?20代の女です。 事務職で転職先を探していると、税理士の方の補助をする会計事務所の募集条件に惹かれます。 私は大学時代に簿記2級の資格を取っているので、入社資格だけで見ればクリアしています。 ですがそこから税理士を目指そうという意思はありません。 給料も右肩上がりになることを望んではいません。 あくまでワークライフバランス重視で転職先を探しています。 このような税理士事務所は、必ず税理士資格を取りたいという目標を持った方でなければ採用は厳しいのでしょうか? 私はあくまで事務員として、一緒に働く方のサポートが出来ることをやりがいに働きたいと思っています。 ですので自分自身が税理士資格を取り、開業したいといった前向きな夢はありません。 デスクワークや電話応対を中心に働ける職場を探しており、ちょうど簿記2級も持っているので会計事務所に興味を持った次第です。 実際に働かれている方など、よろしくお願いします。
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事務所にもよりますが、あくまでも一般的な話として回答します。 税理士業というのは、基本的には斜陽産業です。 背景には、少子高齢化ということに加えて、IT化の影響を大きく受けて、業界全体が生き残りをかけて少ないパイを奪い合うような構図になっています。 大きく分けると、高い付加価値を提供することによって生き残りを図るか、薄利多売によって生き残りを図るかのどちらかになります。 前者は、いわゆる大手の税理士法人になります。高い専門性を身につけ、お客の要求に120%応えられるように、日々勉強が必要になるでしょう。税理士を目指すかどうかはともかくとして、税理士試験に受かる程度の知識を要するというのは最低ラインになると思います。 後者は、より多くのお客様から、それほど専門的とも言えない仕事を請け負って、安い労働力を使ってこなしていくようなイメージです。損益分岐点を下げるために、派遣社員やパートのおばちゃんでもできるような仕事を一人で多く抱えて、毎日残業して大変(いわゆるブラック)というのはこのパターンです。 きょうび、簿記2級くらいであれば、クライアントの経理担当者でも持っている場合があり、それほど差別化はできないです。クライアントでも自分でできそうな仕事を税理士事務所に委託する場合というのは、それはその方が安いからです。 あなたがおっしゃる「事務員として一緒に働く人をサポート」という仕事は、むしろクライアント側の事務員なんじゃないかと思います。
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