解決済み
カップ麺などの研究開発職ってどんな感じでしょうかカップ麺を製造している会社で研究職という枠組みで志望したのですが、実際先輩社員と出会ったときは先輩社員の方は白衣を着ており、研究職という感じでした。 しかし食品関連なので、実際は全身無塵服を着てマスクと帽子を付け、工場で品質管理・・・なども主な業務となるのでしょうか。もちろん会社によるでしょうが。 実際【研究開発】って言っても、一日中色々試したり勉強したり・・・では給料泥棒になると思います。実際は基本的な製造や品質管理業務をしつつ、新商品に向けての会議や味の研究をちょこちょこ行う・・・という感じでしょうか。 似ている職種の方が居ればお聞きしたいです。
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ちょこちょこやる、なんて事はないでしょうね。そんな生やさしいことではないと思いますよ。 例えばN食品では、年間300種類の新商品を発売するそうです。ほぼ毎日新商品を出すって想像がつきますか? カップ麺1個を作るのに、どれだけの労力がかかるでしょう? 風味や食感、具材をどうするかという「味」の部分もさることながら、どんな包材に入れるか、どんなデザインにするか、どういう商品名にするのか、栄養成分や原材料の表示はどうするか、どの工場でどのように生産し、どういう流通経路に乗せて、どの店舗でどういう価格で発売するのか、広告は、テレビCMは…ひとつの商品が市場に出回るまでには、気の遠くなるような手がかかっています。もちろん何でも作れば良いというものではなく、売れる商品を作らなければならないという、重い制約つきです。 売れる商品を作るためには、どういう味や食感が人気があるのかを一生懸命調査しなければならないし、それを即席麺にするためには何をどう使って加工するのか研究しなければなりません。何十、何百という試作を繰り返すこともあります。そうしてようやく形にした物が、社内の検討会でボツになることもあります。そういう試行錯誤を繰り返して、ようやく商品化できる品物ができる「かもしれない」という世界です。 それを年間に300種類!全く想像のつかない世界です。少なくとも、片手間にやって間に合うような仕事ではないでしょうね。 もちろん、一人でそんなにたくさん担当するわけではないし、個々の分野で手分けをしてやるわけですが、研究職は「全部知ってて当然」というのがベースです。工場のことを知らずに荒唐無稽な製法の企画は出せないでしょうから、ある時期は工場の生産ラインに入って研修もするでしょう。実際に自分で開発した商品を動かすときにも、工場に立ち入ることはあると思います。研究職だろうが社長だろうが派遣だろうが、製造ラインに入るときは規定通りの服装で入ります。 食品メーカーの研究職は、それだけ洗練された技術者でなければ、務まらない世界だと思います。大変なことは間違いないですが、食品メーカーの花形でもあり、やりがいのある仕事だと思います。
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