解決済み
司法試験がオワコンだという意見について、現役法曹の方、あるいは志望者の方はどう思われますか? 大学生時代に旧司法試験を目指して挫折した経験があるのですが、働きながらまた勉強をしてみようかなと考え予備校やOBに話を聞いてみました。 すると、今から弁護士を目指しても収入的生活的に現状よりも高い水準に立つことは非常に困難で、勉強の辛さを考慮するとやめた方が賢明だ。比較的安定している検察・裁判官は成績的に上位10%に入る必要があり可能性が低い。とこき下ろされてしまいました。 私は旧帝出身の公務員で現在30歳、年収550万円程度の平均よりやや多い所得レベルです。 残業はほぼなし、有給は90%以上取得と職場にも恵まれています。 弁護士といえば年収1000万クラスがゴロゴロいるイメージでしたが、最近はそうでもないとききます。 しかしそれもネガティブキャンペーンかと思っていましたが、本当にそうなんですか? 実情に詳しい方、教えてください。
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3人がこの質問に共感しました
弁護士です。 仕事は大変やりがいはあります。 ただものすごく辛い場面に出くわす仕事で、おそらく公務員時代に味わったことのないぐらい疲弊すると思います。 破産における債権者集会では、破産者の味方をするわけですから債権者にとんでもなく揶揄されます。 また、裁判では検察官や裁判官相手に弁論展開をしなければなりませんが、相手が年配の口が達者な方です。 反社会的な組織に交渉することもあります。思ってらっしゃるほど簡単ではありません。事務所が狙い撃ちみたいなケースも多々あります。 また、付き合いも多く遅くなって連日飲みニケーションや週末ゴルフは当たり前です。 というかそれができなければ弁護士として仕事は絶対に来ません。 もしこれらが永続的にできないのであれば、弁護士に限らず士業を目指されるべきではないと思いますよ。
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平均(二弁)で1500~1800ぐらいと聞きますが、あくまでも平均で億を稼ぐのがゴロゴロいてですね、人数が増えてイソ弁が出来なくなり、必然的開業で司法書士並みの仕事しかしてないのも多いのでは? 以前は独立して開業するには、月に300の売上がないと、と言われましたが、事務所がなくスマホで開業した弁護士が300稼げませんよね。渉外のように有るところに仕事と人材が集中し、二極分化が明らかです。
私は登録5年目前後の弁護士です。 いまから司法試験を受けるのは、絶対にやめた方がいいです。 難易度やかかる時間・費用と、待遇が全く割りに合いません。 現在、日本で一番割りに合わない資格と思います。 弁護士大増員により、若手弁護士は年収300万以下の先生も多く、即独やノキ弁は言うまでもなく、イソ弁になれても悲惨です。 弁護士全体でも、平均所得が大幅に低下し、いまでは大企業のサラリーマン以下です。 しかも、不安定です。就職できない新人もいますし、事務所に就職しても、2、3年でクビになって一人で独立して開店休業状態になったり、中小企業のサラリーマンになる先生も多いです。 これに伴い、社会的ステータスも大きく下がっています。 とにかく、絶対にオススメできないです。
4人が参考になると回答しました
例えば http://president.jp/articles/-/18443 弁護士の年収の両極端化が生じていることは間違いないでしょうね。 古くからの弁護士が相変わらず高収入を維持している、と新しい合格者が苦戦していると思われます。 私も、もう司法試験は目指さない方がいいと思います。 大量合格による弊害がでているのに、一向に合格者を絞り込む気配が無い。それは法科大学院を作ってしまって、合格者数減少が法科大学院の存亡にかかわるので単純に減らせない。 ますます新弁護士が貧困となっていくと思います。
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