平成24年以前は、一部を除いてだいたい7~9%くらいで推移して いましたが、25年5.4%、26年9.3%、27年2.6%、28年4.4%と ここ数年は、合格率にバラツキがあります。 難易度としては、明らかに難しい部類に入ります。 覚える分量もさることながら、労働法の判例や複雑な年金制度の 仕組みなど、とにかく理解しづらい内容ばかりです。 また、この試験の特徴として、各科目ごとに基準点(足切り)が設 けられており、総合得点が合格点に達していても、1科目でも基 準点に満たなければ、足切りで不合格となってしまいます。 特に、救済措置がある場合を除き、基本的に5点満点中3点以上 を取らなければならない選択式で、この厄介な試験制度が顕著に 現れていて、毎回合格レベルに達している多くの受験者が選択式 の足切りに引っ掛かり、不合格となってしまっています。
なるほど:1
100人受けて3〜5人合格するかしないかだから難しいのでは?学年で上位1桁にいないとダメくらいかな。
合格率は下の方がおっしゃられるとおりです。 難しい部類に入ります。下の方が丁寧に答えられている 試験制度そのものにも要因はありますし、勉強すべき 科目が10科目で、それらの細かな規定や数字などが出題 されるため、とかく暗記するのに時間を要します。 合格まで必要な勉強時間の目安はよく800~1200時間 当たりで紹介されています。1日2時間、休日8時間と いったところでしょうか。多くの方が苦手意識を持たれる のは年金制度。改正に改正を重ねているため複雑な構造と なってますし、ボリュームも多いため苦手とされる方が 多いですね。 ただ、この試験は昔は、過去に出題された問題が5割近く 反復して出題されていたため、ある意味、その過去の問題 を繰り返し行えば点数を確保しやすかったようですが ここ数年、とりわけH27,H28は、過去問の出題率が 2割程度と減少し、さらに内容も難度が上がりました。 ですから、27年2.7%、28年4.4%と以前より明らかに 合格率が低下しています。では何か特別な事をすべきか というとそうではなく、以前であれば、単に過去問を反復 するだけで点数確保ができたものが、今後はそれのみなら ずテキスト等もきっちり抑え、理解しインプットすると いうある意味、当たり前の事が必要となりました。裏を 返せば、昔はそこまで必要なかったということになります。
< 質問に関する求人 >
社会保険労務士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る