解決済み
SAPの業界に関して回答しますね。 企業がSAPを導入したい場合、 SAP (日本法人は、SAP JAPAN) に依頼するのではなく、 SAP導入支援を行っている SAPパートナー企業に依頼します。 http://www.sap.com/japan/partner.html SAPパートナーになっている企業は、 SAPの認定を受け入ている企業になります。 どこの企業に依頼するかは、 企業の業務内容によります。 例えば、SAPを導入する企業は、 製造業、小売業、化学、自動車、商社など様々な職種の企業であるわけですから、 その業務に強いSAPパートナー企業を選択することになります。 依頼したい企業がいくつかあった場合、 競合した場合は、コンペになるときもあります。 ERPの世界も、ほかのIT企業の構図と変わりありません。 客先から案件を受注した企業は、 予算や人員配置、スケジュールを決めますが、 自社内で技術者が足りない場合は、 その企業のパートナー会社に技術者を募ります。 1つのプロジェクトについて、 自社内の技術者だけで賄えることはまずありませんので、 その場合は、 元請けから一次請け企業に依頼することになります。 一次請け企業でも技術者がいない場合は、 また、一次請け企業のパートナー会社に技術者を依頼することになります。 これによって、 一次請け 二次請け が発生します。 発生しないプロジェクトはまずないです。 SAPに限らないと思いますが、 ERPは、 モジュールにより技術者のスキルが異なります。 販売物流、購買/在庫、製造、などロジスティクス系を得意にしている技術者もいれば、 財務/管理会計 のような会計系を得意にしている技術者もいます。 また、プロジェクトを管理するプロジェクトマネージャーのような管理者も必要となります。 それぞれの分野の有能な技術者をプロジェクトに参画させることが大切になります。 開発のフェーズになれば、 PGを手配する必要もあります。 大きなプロジェクトでは、 最近は、PGは中国人を使うことが多いです。 私のプロジェクトも中国人はかなり多いです。 大手SIerも中国人の正社員採用は多くなっています。 ただ、 大手SIerはPGを育てませんから、 PGは自社内の若手、もしくは、パートナー企業に人員依頼をするのが常です。 よって、 2次、3次請けの構造は、 他のIT関連案件と同じで、 そうすると、契約金額も同様のことが言えます。 下位に行くほど少なくなりますね。 プロジェクトに参画する技術者は、 会社に関係なくタスクが割り振られますが、 リーダークラスは基本、メンバーより激務です。 メンバーもスケジュール通り作業をこなさないと、 激務になります。 ここは他のIT業界と同じです。 だたし、チームでタスクをこなすため、 一人が作業を抱え込むようなことはさせません。 SAPの世界は、 上流工程をする人たちは、 コンサル、 開発・製造を行う人は、 SE・PG といった具合に、 役割が決まっています。 どの役割でプロジェクトに参画するかで、 契約単価も異なります。
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