僕の親戚の子が今年で高校3年生になり、専門学校は行かずに就職したいと言っていました。

Question

僕の親戚の子が今年で高校3年生になり、専門学校は行かずに就職したいと言っていました。親戚の子は警備会社に就職したいようで、相談を受けたのですが、僕は建設関係の仕事をしているのでろくなアドバイスが出来ませんでした。

本人は調べたりしているようですが、悩んでいるようでした。

警備会社の主な業務内容、また資格などはなんでしょうか？

少しだけでも彼にアドバイスしてあげたいので分かる方がいらっしゃったら教えて下さい。

Answer 1

ざっくりではありますが
施設警備業務・・・施設の防犯、防災。
交通誘導警備業務・・・工事などでの保安、事故防止。
雑踏警備業務・・・祭、花火などの雑踏事故の防止
貴重品運搬警備業務・・・現金輸送
身辺警戒業務・・・ボディガード
などがあるようです。

資格では
施設警備業務１級２級
交通誘導警備業務１級２級
雑踏警備業務１級２級
貴重品運搬警備業務１級２級
核燃料物質等危険物運搬警備業務１級２級
空港保安警備業務１級２級

などの国家資格にあわせて

自衛消防業務
市民救命士などもあるようです。

商業施設から日銀、原子力発電所などにも警備会社がいます。

工事は毎日どこでもやらねばなりません、これは警備会社しか安全のための誘導をしないでしょう。

祭、花火では過去、兵庫県明石市花火大会での歩道橋事故などで大惨事になりました。雑踏現場では警察と合同で警備にあたるなどもします。

３億円事件の時などは丸腰の銀行員が大金を運んでいましたが今は警備のプロが運搬しています。

ストーカーなどに悩まされても警察が個人を警備してはくれません。警察が動くのは、いつも死んだり怪我をした後です。未然に防ぐには身辺警護してくれる警備会社が必要です。

美辞麗句を並べましたが、警察や消防は実際に被害が発生してから出てくるものです。警備は未然防止のために存在します。

巡回でガスの閉め忘れや放火されやすい場所などを警戒します。
施錠忘れや、不審者が入り込まないか目を光らせます。

交通事故は足を切断したりと悲惨です。ですが工事に重機や大型車両は欠かせません。誰かが安全のためずっと見ていなくてはなりません。

群集雪崩や将棋倒しで遊びに来た観光客はつぶされ圧死します。適切な警備が行われなくてはイベントは計画すらできません。

クレジットなどのデータとは違い現金は物理的に運ばなくてはなりません。
現金は誰もが欲しがり狙っています。金庫に入るまで安心できません。

警察に警護してもらえるのは総理や大臣だけでしょう。警察はお金では動きません。しかし警備会社は違います。どんな些細な心配事でも料金を払えば守ってくれます。

長くなりすいません。
業務自体は地味で単調なものかもしれませんが、とても重要な仕事であると思います。
以上、参考になれば幸いです。