色々な仮定のもとで結論は変わってくると思いますが、 AIの開発・進化の過程で資源の枯渇がないという前提条件なら 最終的にはAIに奪われない職業はない、ということになると思います。 芸術分野に関しても、人間の脳神経や信号伝達の仕組みが解明されてしまえば 人間では太刀打ちできない作品を生み出すことができるようになってしまうでしょう。 AIが自分で自分の思考や行動を担う端末を開発できる段階になれば、 これは生物の妊娠・出産と変わりがなく、人間、というか生物の 優位性が失われてしまう事になりますので、優劣・要不要の観点では 人間は劣等・不要ということになると思います。 創造性、というのも結局はある種の情報や資材を組み合わせて 有意なものを作り上げる能力や性質でしかなく、ロジックが 解明されてしまえばAIでも再現可能でしょう。 人間の演算能力では解明することが困難でも、ハードが著しく進化し、 演算能力が高まっている現在以降のコンピュータ=AIなら、遠くない 未来で「感性や心」の分野も解析が完了してしまうと思います。 こういった「後戻りできないほどの技術革新」のことをシンギュラリティ (技術特異点)というらしく、一説では2030年ごろにはこのシンギュラリティが 起こり、コンピュータと人間の優劣の関係が逆転するのでは?と言われています。 先だって、仕事が奪われる可能性があるものは「診断・判断・演算」の分野でしょう。 とすると、医療の中では病理判定の分野、薬剤提供・術式決定の分野は AIの方が優勢となるでしょう。 また、司法の判断もコンピュータの裁定がより公平性の高い判定として 利用されるようになる可能性があるでしょう。 それと、一般企業の業務では経理・在庫管理に関してはすでにツールとして 不可欠なものにはなっていますが、今後さらに入出力のツールも充実して 行くことになるでしょうから、大企業でも部署に管理者が数名、ですむように なってしまうかもしれません。 判定分野でのAIの能力が高まれば、製造業のオペレーター (要するに工場労働者)もほとんど不要になってしまうでしょう。 要は、途中の部品を作るためのオペレータは不要で、資材の搬入・設置の人員と 完成品を運び出す人員、機械のメンテナンスを行う人員。 これだけになってしまうと思います。
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