面接のときNETがつなぐことができると聞いて期間工として沖縄県から滋賀県までやってきました。しかし実際は電話回線すら通っ…

Question

面接のときNETがつなぐことができると聞いて期間工として沖縄県から滋賀県までやってきました。しかし実際は電話回線すら通っておりません、また電波状況も悪くピッチなどで飛ばすこともできません。新しくできた寮に移る機会ができそこは部屋に電話回線の穴（モジュラージャック）がついているため電話加入権不要のヤフーに入ろうとおもっていたところ会社からNET禁止令がでました。
これって契約違反なんでしょうか？
沖縄からでてきた日にその派遣先の寮でNETがつなげない旨をつたえられましたが帰りの飛行機代もないので仕方なく契約しましたが嘘をつかれた思いが強いです。
私はNETつかえることができるのでしょうか？
NETについては沖縄で面接したさい口頭のみの説明でしたので、文章などのやりとりをしておりません
法律にくわしいかた教えてください

Answer 1

結論から言うと、ネットを使えるかどうかは微妙です。あなたがクビを賭けて会社と戦うことができるか？
という話になってくると思います。期間工はそもそも、クビ切りをしやすくする為の雇用形態ですから・・。

滋賀県だと、長浜のキャノンの工場が、ひどい就労をさせている事で問題になりましたね。
沖縄からわざわざ本土に来られて大変でしょうが、お話をお伺いして、昔のタコ部屋なのでは？と思いました。
職場の実態をネットを通じて漏洩されてはマズいので、多分情報を隔絶しているのではと推測。

先ず、面接の時にＮＥＴが繋がる話云々というのは、職場のことでしょうか？寮のことでしょうか？
職場ということであれば、期間工に適用される就業規則を閲覧させるように会社に請求してみて下さい。
ネット閲覧を一律禁止の就業規則上の根拠は何なのか？と。それで根拠があれば、会社側の話は一応正当です。
（勿論その規定に業務上の合理性がない場合は、ほぼ間違いなく無効なんですが）
そんな規程がなかった場合、あくまで私用のネット私用禁止規定にすぎない場合は違法ですよね。

寮でのネット利用禁止ついて、これも下手をすると労基法違反になるかもしれませんね。
労基法第94条には、労働者の私生活の自治を侵してはならないと規定されています。
外界との情報を隔絶するというのは、会社があなたの私生活を侵害していることと同義です。
これは就業規則、寮規則等の証拠を集めて、労基署にタレコミをすれば親切に対応してくれるかも？です。

労働契約については、労働条件を口頭説明だけで納得したあなたにも落ち度があります。
契約書の条件は口約束で済ませるのではなく、ちゃんと書面で確認すべきだったのです。
書面での条件提示を拒むような会社は、危ない会社だとして雇われるべきではなかったのです。

契約書の書面・・・労働条件の書面がない限りは、残念ながら契約違反かどうかの判断は難しいです。
そのような意味で、書面で証拠を残すということは、あなたの身を守る上でとても大切なことなのです。

交通費云々ですが、労基法第15条２項には、労働条件と事実が相違する場合は、労働者は即座に労働契約を解除することができる、その場合において、就業の為に住居を変更した労働者が、契約解除の日から14日以内に帰郷する場合は、使用者は、必要な旅費を負担しなければならないという規定があります。

仮に会社を辞めてすぐに帰郷をするのであれば、労基法第15条２項を根拠に、帰郷旅費は会社に請求して下さい。
一度社会保険労務士、弁護士等の専門家に相談されることをオススメします。