解決済み
国際協力について。わたしは現在高校3年生です。 将来国際協力関係の仕事に就きたいと思っています。 発展途上国に実際に行き、青少年の成長のサポートをしていきたいと考えています。 具体的には、教育環境の整備や 社会に必要なマナーやスキルを教えてあげたり、ジェンダー問題にも取り組みたいです。 そこで、大学卒業後は青年海外協力隊か大学院の、どちらに行ったほうがいいのでしょうか? JICAやNGOなど、それぞれいい所があり、どこの職につけば自分がやりたいことができるのか分からなくて悩んでいます 国際協力の職に就くまでの過程を教えていただけると嬉しいです。
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NGOで以前働いていました。 質問者さんが言われるように、協力隊からNGOという道に進む人はいますし(実際私もそうでした)、社会人になった後に大学院に入り直し、国際協力の道に転職という方もいます。ただし、卒業後すぐに国際協力という人は少ないです。団体によっては、応募条件に社会人経験必須にしているところもあります。私個人としても、社会人経験をまずしておくことをおすすめします。教育関係が希望でしたら、まずその分野で働いてみるのがいいのではないでしょうか。その経験があるないでは、途上国での活動の質もかわってくると思います。 協力隊を経るメリットは、経験がなくても応募できる職種があること。2年間の途上国経験が得られること。JICA関係者など多くの人脈が得られること。特に途上国経験は、東南アジアなど行きやすいところは別ですが、アフリカなどの経験はそれなりに評価されると思います。 大学院を経るメリットは、修士以上を応募条件にしているところもあるため、幅が広がることです。国連、国際協力コンサルタントなどがそうですし、JPOなどの国際協力を目指す人たちへの制度でも修士以上が必須になっていたりします。 さてそれぞれのおおざっぱな違いですが、 NGOは、途上国での一般の人たちへのプロジェクト実施が主です。欧米系は別ですが、日系は基本安月給だと思ってください。日系の大きなところでも中小企業並みだとおもいます。 JICAは途上国政府との共同プロジェクトという形が多いと思います。大きな組織なので、数多くの部署があり、契約社員も多いです。給与はいいですが。 どれを選ぶにしろ、最低限英語はできないと話しになりません。話せるだけでなく、オフィシャルな書類を作ることが要求されます。できればプラスその他の言語ができると大きな強みになります。欧米系で複数言語操る人間は珍しくはありませんが、日本人はまれですからね。質問者さんが、行きたい地域の言語を学んでみてはいかがでしょうか。フランス語、アラビア語、スペイン語、ポルトガル語辺りでしょうか。 その他国連ボランティアなど他にも道はいろいろとあります。東京でよく国際協力フェアなどもやっているので、一度見に行かれては、いかがでしょうか。 この業界ではかなりの額の税金が使われています。それを意識せずに携わっている人間も多いのが現実です。ぜひそのことを頭の片隅に置き、携わって頂ければと思います。
高校三年生のあなたにぜひ真剣に考えてほしいので 書きますね。 国際協力って何ですか?なぜあなたがするんですか? あなたの満足ですか?開発途上国の人が必要としているからですか? まずあなたが何者か、何の専門家なのかを確立しないと 国際協力はできません。 開発途上国の人は社会に必要なマナーやスキルを持っていないのですか? もしそう思っているならそれは偏見であり、差別です。 高校三年生であれば、すでに大学の進路はある程度 考えているでしょう。その進路で何らかの専門性を培ってください。 そして 日本にだって恵まれない人がいますが、なぜ海外の人を助けるのか? 大学時代に海外旅行をして、国内でもボランティアを体験して それから国際協力を志してください。 私も長い間、国際協力の仕事と関係したからあえて 申し上げた次第です。 あなたの未来に幸あれ、と願います。
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