解決済み
授権資本金と払込資本金の関係について過去の質疑からなんとなくは理解したのですが、実は今転職しようとしている会社が授権資本金 8,000万円、払込資本金 6,000万円という会社概要を表示してます(でも年商は開示してません)。 素人考えでは、払い込み資本金を増やすよりは従業員の給与にもう少し割り当ててもいいように思うのですが、皆さんいかがでしょうか? 又、この授権資本と払込資本の割合から、企業の経営状況とかは推測できるものなのでしょうか?
15,668閲覧
1人がこの質問に共感しました
授権資本というのは一応理念的には,株主が最終的には権限を有するものとして取締役会を制約しつつも,株主があらかじめ与えた範囲内で取締役会が経営上の判断で自由に新株発行できるようにしたもの・・・・とされています。 http://www.weblio.jp/content/%E6%8E%88%E6%A8%A9%E8%B3%87%E6%9C%AC ただ実際には日本の会社では,授権資本を極端に大きい金額に定めておき,あまり有効に機能していない例も多く見られます。 ですから,授権資本と払込資本の割合にはあまり意味がありません。 さて,ご質問の「払込資本金を増やすよりは従業員の給与」という考え方ですが, まず会社の儲けは大きく分けて二つの使い道があります。 ひとつは会社から外に出してしまってどこかで使ってしまう・・・という道。 そしてもうひとつは会社に残す・・・という道です。 会社から出してしまう使い道にはいろいろ考えられます。 あなたの言うように従業員の給料やボーナスなどに回す方法もありますし,役員の報酬を増やすという道もあります。 あと配当にして株主に還元するという方法もあります。 あるいは取引先や仕入先に還元するという方法もありますし,顧客に値引きという形でサービスすることも考えられます。 これらに共通することは後に残るものは少なくとも形に残るものとしてはなにもないということです。 もちろん喜んだ社員や取引先や顧客がその会社をますますがんばって働いたり,ますます利用したりということは考えられますが, それはあくまでその人たちの「気持ち」で支えられているものであり,形ではありません。 でもそうした信用や信頼も企業経営にはとても大切なものです。 一方,会社に残すという方法は,まず一番簡単なのは,内部留保,利益準備金等の形で財務上の資本の部を手厚くすることです。 これにより財務内容がより強固なものとなり,多少の不景気や赤字ではつぶれない会社になります。 これが手薄ですと,ちよっとした赤字ですぐ債務超過となり,銀行が金を貸してくれなくなります。 つぎに新しい営業所や事業を立ち上げるという方法があります。 これも会社が他社との競争に打ち勝ち,発展的に継続していくためには重要なことです。 つまり残しておくというのは会社の体力増強上の意義が相応にあるということです。 会社にとってこの二つはどちらかだけではなく,どちらも相応に大切だということです。 これを「資源配分」といいます。会社としては限られた「資金」という資源をどこにどう使うか・・という配分が大切なのです。 バランスよくより効果的に使わなければもったいないですよね。 ですからどちらかだけというわけにはなかなかいかないのですが,たしかに双方のバランスのよい配分が大切なのです。
なるほど:4
< 質問に関する求人 >
経営(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る