解決済み
デザインの課題出題時に言われた先生の言葉が腑に落ちません。 特定は避けたいので少し嘘を入れてかきます。 私はデザイン系の学校に在籍しており、シンボルマーク制作の課題が出ました。先生がある参考作品を見せてくれた時、 「清潔感や爽快感というイメージがあったのでこのようにデザインしました、とこのマークを作った生徒にプレゼンされたけどイメージって…ふわっとしててちょっとね~」 というようなことをおっしゃっていました。(ちょっとうろおぼえ) 私は先生の言っていることがよくわかりません。 イメージからデザインの構想をふくらませることってダメなんですか? たとえばスポーツドリンクのパッケージを考えるとして、まず清涼感とかのワードからイメージを膨らませてネットの画像検索で資料を見たりしてからデザインするのはダメなんですか?(私はそうしていました。) どういう意味で先生はそのようなことを言ったのでしょうか… その言葉を聞いてからどうしていいかわからず課題が進まなくなってしまいました。 いろいろな方の意見が聞きたいと思っています。よろしくお願いします。
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>「清潔感や爽快感というイメージがあったのでこのようにデザインしました、とこのマークを作った生徒にプレゼンされたけどイメージって…ふわっとしててちょっとね~」 簡単です、充分に製品の特徴がマークで表現されていないし、プレゼンのやり方も手抜きで下手だったのでしょう。 ある製品があり、その特徴が「清潔感や爽快感」だとしたら、その特徴を表現する為に、その特徴を造形的な構成に置き換えて表現してマークの形にデザインするわけです。その置き換えをどうするかをデザインのコンセプトって言います。そうしたコンセプトを立てるということがデザインでは一番大切な仕事です。 先生が例に挙げた作品は、そのデザインのコンセプトが見えない作品だったのだと思います。 >イメージからデザインの構想をふくらませることってダメなんですか? デザインのコンセプトをどう立てるかが一番大事なことなんです。その大事な部分をすっ飛ばして、なんとなくのイメージからデザインへ直結さぜてしまったからその作品は 批判されたのです。その独りよがりで曖昧で性急な直結を先生は「ふわっとしててちょっとね~」と表現したのです。 デザインのコンセブト→デザインの展開→具体的なデザイン、という流れでデザインの作業は進めないとダメってことです。批判された作品はデザインのコンセブトが抜けていたのです。「この製品の特徴を、具体的にこういう造形的な構成によって表現しました」って説明が出来ない曖昧な作品だったのです。 これは私の推測ですが、あともうひとつは、ある製品の特徴をありがちな「清潔感や爽快感」としか捉えられなかったという点も甘いと判断されたのでしょうね。その製品には他にも機能的な特徴などメーカーが宣伝したい様々な特徴があったはずです。これは製品(架空のものであっても同じことです)に対する理解不足ですね。 リンクの記事には、コンセプトについて分かり易い説明があります。 http://gd-amaoto.com/blog-entry-13.html 「コンセプトは、<モノを作る前に決めた「狙い」を言葉や文章にしたもの>です。 」 「もし学生さんがデザイン作品を作る前に(ここでは実際の仕事ではないのであえて作品と呼びましょう)、そのデザインで、何を伝えて(情報)、どんな感じにして(印象)、見た人にどうして欲しいのか(どんな反応を引き出したいのか)など、何も考えずに作っているとしたら、私はむしろ不思議です。何を指針にそれを作ってるの?と思います。自分の好みでしょうか? だからこそ、デザインに取り掛かる前に、コンセプトは書いておくべきなのです。」(上記リンクより引用) 私は簡単に「製品の特徴」と表現しましたが、リンクの記事では「商品企画コンセプト」と表現されています。 この「商品企画コンセプト」を押さえて、それをどのように造形的な構成にするのかということについての方針や具体的な方法論が「デザインのコンセプト」ということです そうした「デザインのコンセプト」を立てずに、ボンヤリとしたイメージだけでデザインをしてもユーザーには「製品の特徴」は伝わらないということです。
1人が参考になると回答しました
あなたが中学高校かその延長の専門学校か、美術大学のデザイン科かで、回答は違います。 中学高校なら先生はデザインのプロの一流の優れた目を持つ人物ではたいがいありません。 どちらかというとデザインには素人の吐いた言葉。 中学高校ならあなたの好きに作ってよろしいです。 たとえ美術の担任の先生にそれが理解されなくても。 笑い話 よくあるレストランなどの料理の看板に書いてある言葉 「写真はイメージです」 つまり、「大体こんな感じです、実物じゃありません、サンプル見本です」っていうのを「イメージ」って言葉に代用させて使ってるんだろうけれど、 英語に訳すと笑っちゃうよね。 This photo is a image 写真は画像です。 ちょ~あたりまえなコトお前何いってんだ?あほうちゃう? ですな。 一般民間の日本人はイメージというのを「漠然とした想像上のもの」という意味に捉えていますから。 デザイン世界(上司と部下)でよくあるのが、ラフなアイディアスケッチの段階で 上司「う~ん、ぴんと来ないな~。ちょっとイメージわかない。よくわかるようにつくりなおして」 部下「それは、お前の思考力・想像力が欠如してる、(頭悪い)からだろ! 無能な上司を持つと部下は苦労します。 無知なクライアントを持つと害虫デザイナーはストレスたまります。 ちゃんちゃん。(笑い) >ネットの画像検索で資料を見たりしてからデザインするのはダメなんですか? 五輪マークデザインの、東京の有名私立美大で教授やってるデザイナーでも、それはやってました。元ネタを見つけたネチズンからパクリだ盗作だと散々ボロカスにたたかれました。 あなたは「ぱくった」といわれない形に独自の工夫を加えたらそれでかまいません。 「既存のものとの同一性を指摘されないもの」ということです。 同一性を指摘するのはあなたでなく、たいがい他人です。 ネットの上の本人誰だかわからない「堂々本人情報公開していない」ブログなどの匿名の書き込み記事は、うわっ!すごいともしあなたが思っても、その説明を丸々信用したり、傾倒したりしてはいけません。それはインチキ健康食品の宣伝文句を鵜呑みに信用するのと同じです。 ちなみに「コンセプト」というのは元の意味は「懐妊」のこと。 SEXして卵子と精子が合体、子宮に着床して細胞分裂を始めることです。 この時点では何の卵かはっきりわかっていません。
>「清潔感や爽快感というイメージがあったのでこのようにデザインしました、とこのマークを作った生徒にプレゼンされたけどイメージって…ふわっとしててちょっとね~」 この言葉の、「ふわっ」の内容でしょうね。 先生の言葉は、 「清潔感や爽快感というイメージがあった」この清潔感や爽快感のデザイン化が甘くて、ふわつと見えるのではないでしょうか。 つまり「締まって」いないということでしょう。
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