現役の消防官です。 法的な話は、先の方の回答の通りです。 現場活動面では「消防団員は地域事情に明るい」ということがあります。 消防団が現場の主力になる地域では、過疎化が進んでいる事が多く、そのため地域住民の世帯構成を知っていたり、連絡先を知っていたりするので、災害時の安否確認が早く行えることがあります。 また、地水利に詳しいため、山林火災や山岳救助の際に、一般の人が入らない作業用通路(獣道)を知っていたり、消防車では入れないけど小型動力消防ポンプなら給水できる河川を知っていたりします。 そういう情報は現場で頼りになります。
延焼中の建物内への侵入。 消防官は酸素ボンベに面体(めんたいってこの字でいいのかな)着けて、ホースを伸長しての消火活動。 消防団も消火活動はしますが、建物内への侵入は危険すぎるのと、装備が不十分の為しません(できません) あくまでも建物外部からの放水による消火活動です。 火災調査も出来ませんね。 というより、消防団の仕事ではない。 本職の消防官の仕事。 その為に消防学校で、火災調査の知識を学んできます。
災害現場では安全管理の面から消防団員にはいろいろと縛りがありますが 法令的には消防官も消防団員も同じ権限を有しています。 但し、消防長や消防署長でないと発せられない命令はありますので この点に御注意ください。 しかし、平時の査察等の立入検査は消防団員には権限がありません。
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