薬剤師の仕事って薬関係とは大雑把に知られているけどあまり見る機会はありませんね。なのでharvest777jpさんのように何も知らないまま勘違いをする方も多いです。 一番メジャーかつ薬剤師しかできない業務である「調剤」ですが、ざっくりいうと間違い探しです。 医師が処方せんを100枚書けば、2〜3枚は間違いがあります。その間違いを見抜く仕事といってもいいでしょう。もちろん見逃せば患者さんに悪影響が出て医師も薬剤師も責任を問われます。 よく「医師の言う通りに袋つめしてるだけだ」と騒ぐ人がいますが、そんな馬鹿な事してたら薬局は1ヶ月と保たず潰れます。調剤過誤多すぎです。1件見逃した時でさえ相当大変で、訴えられたら100%負けます。 おまけに間違いはテストのようにわかりやすいものではありません。 Aさん(25歳男性)には錠剤C。1錠100mgを1日1回 ⇦ 正しい処方 Bさん(25歳男性)にも錠剤C。1錠100mgを1日1回 ⇦ 過量投与 みたいな事も普通にあります。Aさんは健康な腎臓だったが、Bさんは実は腎機能の検査値が悪かった(腎障害というほどでもない)。この薬は腎臓で代謝されるので腎機能が悪いと薬の排泄が遅れ、結果的に体内に蓄積し過剰投与状態になってしまう。というストーリーです。 これはまだわかりやすい例といえます。開始量と維持量が違う薬、同じ薬。肝臓で代謝される薬、腎臓で代謝される薬。胃から吸収される薬、小腸から吸収される薬。ある薬と一緒に飲むを効力が強まる薬、弱まる薬。併用禁忌に近い併用注意、併用可能に近い併用注意。正直分かりにくい間違いなんてキリがありません。 そういった事例に対処するため知識を詰め込んで極悪間違い探しに神経をすり減らしているのが普通の薬剤師です。 flyhigh77aさんがクラスのみんなが解いたの国語のセンター試験問題を模範回答も資料も無しで採点すると考えてみてください。もちろん採点ミスは即罰則です。
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仕事の理念とかは置いておいて要は接客業、サービス業ですよ よく医療は究極のサービス業なんて言われますが 相手にする人は健康な人は皆無ですし、調子が悪くイライラしている人も多いですし穏やかな人もいます。 薬局の流れとしては飲食店に例えてみましょう まずは処方箋が来ます。これは食券だと思ってください。ただこの食券の機械は調子が悪いときもありよく印字ミスをします。これを見抜いて訂正(処方箋ならDrに問い合わせ)しないとクレームや事故になります 調剤の作業は厨房だと考えれば分かりやすいですかね 錠剤棚から取るだけではなく、軟膏を混ぜたり粉やシロップ混ぜたり、一包化といって薬が沢山、しかも何ヵ月とかの単位で出ている人向けに全部錠剤をばらして朝なら朝で一日ずつパックするような仕事もあります。 作業自体は難しくないです。薬学部でもちょろっと教える位です。 ただ軟膏を混ぜるにしろ一包化や粉にしろ混ぜると軟膏がおかしくなったりする組み合わせ、料理で言うとゲテモノ料理になってしまう可能性があり注意が必要です。この辺に知識が必要です 最後お薬を出すときはウェイターの仕事 ただこのウェイターの仕事はただ出せば良いのではなく嫌いな料理ではないかとか料理の食べ方から料理が美味しかったかとか色々聞いてからでないといけません(薬局で色々きいてくるあれ)。問題が見つかれば場合によっては作り直しです。問題なのか見抜く力や知識が必要です お客様は色々でフルコースのような料理であればお味はいかがでしたか?なんて聞きやすいですが牛丼のお客様から聞くのはコミュニケーション下手だと上手くいきません。ただめんどくさいからサボると役所に怒られます。飲食店だと保健所から指導される奴です。 また混雑時は手際よくやらないとクレームの原因になります。
医者に比べたら全く忙しくない。それどころかあんな仕事で高給でいいのか?と思うくらい
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