ファイナンスリース取引で借り手のリース債権債務の計上額、貸し手の購入価額がわかる場合、所有権移転だとその額ですが、所有権…

Question

ファイナンスリース取引で借り手のリース債権債務の計上額、貸し手の購入価額がわかる場合、所有権移転だとその額ですが、所有権移転外だとそれかリース料総額の現在価値のどちらか低い方を計上します。なんで購入価額がわかっているのにリース料総額の現在価値と比較する必要があるのですか？

Answer 1

最近、ほぼ、同じ質問に回答しました。私の解釈も混じっているかもしれませんが、所有権移転
の場合、まさに貸手の購入価額を現金正価とする売買取引といえるということ、それに対して、
所有権移転外の場合、本来売買取引ではないものを売買取引と見なして会計処理を行う点から、
保守主義の観点または借手の有利性を考慮して、比較して低い金額を選択可能としたと考えられ
ます。