解決済み
㈳日本臨床心理士会のホームページ内の「臨床心理士の活動の場」 http://www.jsccp.jp/person/scene.php ㈳日本臨床心理士会のホームページには、この他にも「臨床心理士について」「援助の方法」など、臨床心理士に関する最も基本的な情報が全部載っています。臨床心理士に関心があるのでしたら、このページと、ここでも紹介されている『臨床心理士になるには』(ぺりかん社)、これくらいは読んでから、質問しましょう。 ちなみに、同会の動向調査では、医療現場で働いている臨床心理士は、(非常勤で働いている人も含めると)全体の約45%です。また、医療領域は、常勤率が比較的高い職域です(低いのは教育領域)。 医師とは専門性が違うので、業務が重なることはありません。医師は診察と投薬を含む医学的処置を担当し、臨床心理士は心理検査やカウンセリング、(集団療法、家族療法、復職支援等を含む)心理療法、心理教育(家族教室など)を担当します。精神保健福祉士や作業療法士と組んでデイケアやレクリエーション療法を担当することもあります。カウンセリングや心理療法を自分で行う精神科医もいますが、少数です(医学部では心理療法のトレーニングはやりません。心理療法を行う医師は、精神科医になってからトレーニングを受けた人たちです)。 医療機関では患者さんには主治医がいます。従って、医療現場では、臨床心理士は通常は主治医からの依頼を受けて業務を行いますし、主治医の治療方針を尊重するのは当たり前のことです。が、臨床心理士は(今度新しくできる公認心理師も)看護職のような診療補助職ではありませんので、依頼された心理業務に関しては、当然自分の責任で行いますし、大多数の心ある精神科医は、臨床心理職の専門性を尊重してくださっている、というのが実情です。 大学院による就職先の違いはそれほどありません。どういう教員がいるかで、どちらかというと医療領域に強い大学院、教育領域に強い大学院等がある程度です。違いがあるのは、臨床心理士試験の合格率(阪大は高い)。また、歴史のある伝統校ほど、就職先で高い評価を受けた卒業生の数が多いので、就職に有利ということはあります(阪大は伝統校)。
>臨床心理士の資格を取るとどのような現場で働くことが出来ますか? 公的施設、スクールカウンセラー、カウンセリングルーム、医療機関、EAP等の企業が候補として挙げられます。 しかしながら臨床心理士数と比較して、求人数は驚くほど少ないですから、資格を持っているだけでは、常勤で就職することは非常に困難です。 アルバイトに就くことすら、何倍もの倍率を勝ち抜く必要があります。 >病院など医療現場で働くことは可能ですか? 臨床心理士資格を取った内の、'ごく一部'の人間が、医療機関に採用され働くことが出来ます。 ほとんどは希望しても就職できません。 >もし可能ならどのような立場(どの程度の権限)を持って働けますか? ほとんどが「心理テストを任されること」が職務の中心となります。 たまに医師の手助けを'させてもらえる'くらいでしょうか? >医師の免許を持っている精神科医とは踏みこめる領域がかなり違うのでしょうか? また、どう違うのでしょうか? 精神科医は領域のエキスパートです。 心理的なアプローチはもちろんのこと、生理的、環境的も含めた包括的なアプローチも行う事が出来ます 心理士は、位置づけとしてはただの相談相手です。 踏み込んで良い立場ではありません。 (安易に他人の事情に踏み込む無能な心理士ならクビになります)
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