中卒でも入隊できる自衛隊の種目を教えてください。

Question

中卒でも入隊できる自衛隊の種目を教えてください。自衛隊を中卒でも就職できるところだと舐めてる訳ではありません。
弟を就職させるには自衛隊しかないのです。

私の弟は中卒(高校中退)で今年で19歳になります。
中学時代から学校にも行かずに遊び呆けていて、今も実家に寄生して迷惑しかかけない、生きている価値のないニートです。

親も親で甘やかしていて弟はワガママ放題やりたい放題です。このままでは一生家に寄生するニートのままだと忠告したところ「自衛隊に入隊させるから大丈夫」と意味のわからないことを言い始めました。

ですが、今まで学校に行かせろと言っても、バイトをさせろと言っても、家から追い出せと言っても、全く聞かずに甘やかしていた両親が自衛隊に入隊させると言ったので、言ったことには責任を取ってもらおうと思い、勝手に申し込みをして逃げ場をなくしてしまおうと思っています。

調べたところ、一般曹候補生というのと自衛官候補生というのがありましたが、どちらの方が入れる可能性が高いのでしょうか?

国を守る自衛官に本気でなりたいと思っている方もいらっしゃるのに、こんな質問は失礼であることは承知しています。
自衛隊が厳しいところであることも、関係者から聞いたことがあるので少しは知っているつもりです。
ですが、弟をまともな人間にするためには、もうこれしかないと思っています。

詳しい方に知恵を貸していただけると幸いです。
よろしくお願いします。

補足

たくさんの回答ありがとうございます。
いろいろな観点から知識や指摘、ご意見をいただけてとても嬉しいです。

何名かの回答にあった部分について補足させていただきます。

弟はかなり頭が悪く、筆記試験などは小学生レベルのものでも怪しいかと思います。自分の名前を平仮名や漢字で書くくらいならできると思います、アルファベットは厳しいかもしれません。それくらいのレベルです。

アルバイトは何ヶ所か申し込んではいるみたいですが、そもそも面接すら行かなかったり、初日からサボったりで自分では1円も稼いだことがありません。

中学生のときから、お金もないのにろくに家にも帰って来ないで遊び回って生活しているため体力はあるようです。
(昼間に家に忍び込んで、食糧とお金を盗んで出て行って生活しているようです)

高校は2回中退していますが、2回目の入学時に両親にかなり頼み込んで入学金などを払ってもらっていました。その時に、また中退したらその分のお金を返すことを約束していたので(私が母に指摘して誓約書も書かせました)アルバイトすらできないのなら自衛隊で根性から叩き直してもらったほうがいい、というのが母の考えであるようです。

Answer 1

まず現時点で受験資格があるのは
・自衛官候補生
・一般曹候補生
の2種目です。
自衛官候補生は2年（海空は3年）を1任期とし、最長3任期まで契約を更新できる契約社員です。その間に曹（自衛隊の階級で、正社員）への昇進試験に合格できなければ、除隊となります。
一般曹候補生は入隊時より正社員として雇用されます。ただし、こちらも曹になれなければ、概ね7～8年ほどで大概の人間は居辛くなり、退職します。

ちなみに一般幹部候補生も大卒である必要はなく、年齢が22歳（大学卒業と同じ）であれば受験することが出来ます。

本題の合格率ですが、概ね
陸>>>海>>空
自候生>>曹候補生>>>>>>>幹部候補生
となります。ちなみに、自候生と曹候補生については併願が可能だったと思います。
自衛官候補生に関しては高校受験程度（中卒程度）の学力をつければ合格できると思います。
曹候補に関しては筆記に加え面接があるため、中卒+士気の問題で厳しいでしょう。

ご質問者様の場合は、弟さんにどう受験させるかが問題だと思います。
受験させる→着隊（3月下旬に駐屯地へ行かせる）→教育隊（3+3ヶ月）を続けさせる→部隊を続けさせる（10月～翌々年3月）
ここまで続けないと、自衛隊の就職援護を利用することが出来ません。

itukigenkiさんの回答は、おそらく「高等工科学校」のことだと思います。
自衛官になるための高校で、卒業と同時に（この時点で高卒）部隊に配置され、1年ほどで曹へ昇進します。19歳では受験資格がなかったと思います。
似たようなものに「防衛大学校」「気象大学校」などの各種大学校があります。

Answer 2

別に良いんじゃないの？義務教育は中学までなんだし。知ってる？本来学校とは勉強のやり方を習う場なんだと。あんたは勉強のやり方身についてる？遊んでばかりで就活になると被害者ぶり、終いにゃ有利子奨学金を返せないとかのたまいまわるのよりあなたの弟は、余程経済的に親孝行だし、納税者から観てもエセ大卒より被害は軽微ですよ。

受験するなら自衛官候補生になるでしょう。

Answer 3

一般企業と違って自衛官には階級があります。

階級による命令系統がはっきりしています。

そして自衛官候補生というのは最も最下級から始めることです。自衛隊への入隊を調べられたようなのでご存知かと思いますが、唯一、通年で募集しています。なぜなら隊員が不足しているからです。終身雇用ではない任期制だからです。

軍隊という特性上、若くて体力のある隊員が必要なんですが、その隊員を若くなくなってからも終身で雇用することはできません。若い間だけ働いてもらうのが自衛隊側の希望なんです。

中にはやる気があり、優秀な人材なら上の階級に進める制度があるので、最下級から始めても、曹（下士官）にもなれます。曹になれば早い定年ではありますが、一応は終身雇用になります。命令できる立場にはなりますが、企業でいう管理職ではありません。職場リーダーくらいの感覚です。

次に最初からその曹を目指そうという意識の高い人材のために、一般曹候補生の制度が設けられています。だから採用期間も決まっていますし、入隊日程も決められています。

なので、入隊の難しさでは一般曹候補生なんですが、採用される実数を見ればわかりますが、全員を曹にする考えは自衛隊にないのがわかります。曹への門戸より、採用数が多すぎるのです。

自衛官候補生より優位な採用枠なんですが、その内情は曹になれずに、途中で辞めていく隊員がほとんどです。あくまでも曹「候補生」なんです。

また自衛官候補生より除隊時の手当などが安くつくので、一般曹候補生を大量に集めているのではないかと勘ぐられているくらいです。

はっきり言って自衛官候補生は学力は不問です。体力も健康体なら問題ないでしょう。自衛隊も充足率に欠けているので、隊員を欲しています。しかし厳格な適性検査はあります。
思想・協調性・暴力性などの不適格者は排除するでしょう。

入隊してからも一般社会とは違って、階級があるために不条理なことも多々あると思います。アルバイトも勤まらない人間が、起床ラッパで起床し、就寝時間には揃って就寝するような生活を続けられるでしょうか。風呂も三度の食事もきっちり時間が決められています。仕事は楽ですが、拘束は一般社会と比べ半端ないと思います。また、年齢が上がると、年下の上官に命令されることも増えます。
１９歳で入隊するなら、本人を含めた真剣な話し合いをされるべきだと思います。

各都道府県にはかならず、自衛隊の出先機関があります。
まずは電話でもいいから相談されてみてはいかがでしょう。何度もいいますが、自衛隊は隊員を欲しています。親身に応対してくれると思います。

一般曹候補ならいままさに募集期間ですし、試験まで一ヶ月くらいじゃないでしょうか。

自衛隊員として誇りをもって任官してくだされるなら、わたしは国民として感謝したいと思います。

Answer 4

自衛官候補生が適任でしょう。