今年、一級建築士を独学で受けてギリギリですが現在合格点に届いている者です。 参考にしていただければ幸いです。 もうひたすら「過去問を解く」というのが手っ取り早い近道です。 一級建築士の出題者側は、問題を作成するのであれば “新しい問題を作成して例年合格率を同水準” にするということには無理が生じます。 その結果、出題者側も問題を過去の問題を参考にせざるを得なくなってしまうのです。 出す範囲が限られていると知れば、ひたすら過去問を解き続けるしかありません。 なんだ・・・ベタな回答じゃん。と思ってしまうかもしれません。 しかし出題者側の意図を知っている以上はそのベタな方法以外存在しません。 また、一級建築士の問題には出題傾向が存在します。 例えば、施工ではタイルの問題は10年前に出題されて以降一度も出題されていません。 これは、実際に実務で役に立つ問題では無いですし、左官職人に任せる実態が増えているためでしょう。 このことから、タイルの問題は勉強せず飛ばして勉強方法を効率化するという手があります。勉強効率を自分なりに考えてください。 また、点数配分ですが、 計画20、環境20、法規30、構造30(内計算問題6~8)、施工25 計125点満点です。 しかし、法規に関しては過去問丸暗記は通用しません。 *一部を除く 法令集はインデックスをつけ放題です(直接文字の書き込み不可)、 過去問を解いてこの問題に○○が出たら何ページを開けばいい。という事が解ってきます。 また、法規は不正解にする選択肢に大きく差はありません。 解いてる内に出題傾向(不正解部分)も解ってきますので、だんだん解くのが早くなってきますよ。 本番では、4つの選択肢から不正解であろう予測をつけ、怪しい順に法令集を開いてください。慣れてくれば1番目2番目に怪しい選択肢を調べて正解にたどり着けます。 法規はテクニックで解けるのも存在します。例えば、 ・特殊建築物でないもの4種、言えますか? ・学校等でかからないもの、言えますか? ・避難誘導灯設置しなくて良い場所、図で説明できますか? 等々。 私のやり方ですが。残り2ヶ月になったら、最初1ヶ月全部法規に費やしました。 残りの1ヶ月全部残りの科目に費やしました。 やめた方が良い勉強方法として、各1年毎に解くという方法です。 これだと、計画→環境→法規→構造→施工→計画→環境→法規→構造→施工→ となり、記憶が定着しません。 過去7年分。 計画→計画→計画→計画→計画→計画→ 環境→環境→環境→環境→環境→環境→ 構造→構造→構造→構造→構造→構造→ 施工→施工→施工→施工→施工→施工→ と反復して行い記憶を定着させてください。 もう一点やめた方が良い勉強方法として、 『不正解の選択肢しか見ない』で勉強するという事です。 本番では ”正解の選択肢も、不正解” になり得ます。 例えその問題を何回正解しても、他の選択肢も何回も読み込んでください。 二級建築士の時にこれで失敗して一級建築士の勉強の時の教訓にしました。 自分なりに語呂合わせを作ってみても良いでしょう。 ミースファンデルローエ = ファンズワース邸 ファン・ファン ね等 これが、私のやり方です。 参考にしてください。
なるほど:1
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