帰国時にJICAの職員募集がされていて、それに応募し、全ての選考を通過出来れば、JICAの職員になれます。 海外青年協力隊員からそのまま(=無条件に)JICAに就職出来るという事はありません。
JICAには役割で分けて2つの部門があります。 一つ目は人海集団。いわゆる協力隊等の現地派遣で草の根的な労働を行う集団で、主に力仕事的要素を担当する部門です。 二つ目が頭脳集団と言われる部門です。こちらが、実際に現地に行くことは殆ど無く、日本に居ながら頭脳を使って色々な事を行う部門です。 国内でのJICA就職ということであれば、二つ目となるでしょう。 当然ですが、頭脳集団に関してはかなり狭き門と言われています。 協力隊で派遣されるような人には頭脳的要素は期待していないというのが正直なところです。(むしろ、実際の労働力としての価値を見出します。)そういう意味で、協力隊上がりをJICAに積極的に採用するというのは稀です。基本的には、修士・博士修了でなおかつ有名大学と言った高学歴者が採用されやすいです。
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