解決済み
聖職者と悪魔が敵対しないことはあり得ないですが。 修道士はとりわけ信仰者としての意味合いが強いせいか、神父(布教者、信徒のリーダー)よりも悪魔との対決という題材がとられやすいと思います。 修道士の始祖である聖アントニウスが荒野で悪魔の誘惑に抗う、というのは宗教画でも好まれるイメージです。 修道女と修道士は別々に住んでいます。修道士は肉欲に対抗しなければいけないので、元々は異性に会うことを避けます。後に、そんなに厳密ではなくなってくるのですが。 修道士は修道会という、同じ志を持った団体に所属しているのですが、男子修道士と女子修道士の所属する修道会はそもそも別の場合が多いです(シトー会とか、両方を持っている修道会もあります)。 修道会に入ることは聖職者としての有力な出世ルートですから、相続が望めない貴族の次男三男は、傭兵になるか修道士になるか、というのが主な進路になります。 貴族でない一般市民でも受け入れるはずですが(少なくとも建前上は)、修道士にも修練士という下積み期間があり、途中で脱落するものも少なくなかったようです。 いずれにせよ、子ども時代から修道院で暮らすことはあります。
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