解決済み
皆様に質問です。 私は現在43歳の男性会社員(管理職)ですが、近く退職し、労働者を対象に心理関係の仕事(カウンセリングやコーチング)を目指したいと思っています。ただし、心理関係については学生時代に教職課程で教育心理学を勉強した程度で、未経験者です。 退職後に心理関連の勉強をし就職したいと考え、現在その関連の資格などを色々調べていますが、信用できそうな資格、そうでない資格など様々ですね。 現時点では臨床心理士や、近々国家資格になると聞く公認心理士が一番上位のようですが、年齢を考えるとこれから大学・大学院に入学してというのは年齢的に その中で、何点かに絞って検討していますが、違いなどがイマイチ分かりません。下記にその内容を記しますので、お知恵をください。 1. NLP(神経言語プログラミング)とEAP(従業員支援プログラム)の違い 2. 産業カウンセラー(シニア産業カウンセラー)とメンタルヘルス・マネジメント検定 (1種~3種)の違い 3.1,2以外にカウンセリングやコーチングに関する仕事に就くことができる資格や内容が あれば、ぜひアドバイスをお願いします。 なお、現在の年齢での再就職が困難であることは覚悟しております。
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率直に言って、計画に無理があると思います。 キャリアプランを再検討なさったほうがよろしいのではないでしょうか。 心理学の基礎は学んでおらず資格取得講座の類をちょっと受講しただけで心理の専門職として働けるとお考えでしたら、心理職業界についてのリサーチが不足しています。 現在、心理職は大学院修士修了がスタンダードです。 40代なら大卒(心理学専攻)で心理職に就いている人も珍しくないですが、大卒で心理職になれたのは少なくとも15年以上前までです。 今から心理職を目指すなら、大学院進学はほぼ必須とお考えいただいたほうがよいかと思います。 心理職の求人は、臨床心理士の有資格者が求められることが多いです。 臨床心理士以外では、臨床発達心理士もごく稀に見かけます。 その他、大学院修了だが資格はまだ持っていないというような場合も採用してもらえる可能性があります。 大卒で応募できる心理職の求人はほとんどありませんし、大学で心理学を専攻していたわけですらない状態のままで何か資格を取ったところで、求人に応募することすらできません。 何か資格をといっても、現状では学歴不問経験不問で取得できるような資格しか狙えませんし。 本気で心理の専門職を目指すなら、臨床心理士+公認心理師の資格取得をお勧めします。 一方、カウンセラーと名乗って活動することに法的規制はありませんから、あなたは今日から無資格でカウンセラーになることができます。 何か講座を受講して資格など取ったとしても、無資格の状態と大きくは変わりませんが、取りたかったら取ればよいでしょう。 心理の専門職として就職するのは全く無理ですが、自分で開業することはできます。 どのようなビジネスモデルを構築なさるか、それで経営が成り立つのかどうかは、あなたの能力や経験や人脈などによるのではないでしょうか。 カウンセリングといっても何についての相談を受けるつもりなのか分かりませんが、開業なさる前に提供するサービスの内容などについて十分に検討なさったほうがよいと思います。 心理学の知識・技能がベースに無い状態で、今後も専門的に学ぶ予定がないわけですから、コーチングをメインにして人材育成や研修などの方向性で発展させていくのはよいかもしれません。 ということで、あなたのキャリアプランに疑問はありますが、一応ご質問の3点にも回答します。 >1. NLP(神経言語プログラミング)とEAP(従業員支援プログラム)の違い NLPは、心理療法の技法の一つです。 ただ、どちらかと言えば商業ベースで広まっており、心理の専門職でない人が好んで受講しています。 これ自体は別に悪くないと思いますが、一つの技法だけを学んでも、心理職としての就職にはつながりません。 医学の知識が全くない人が何か一つの手技だけを勉強しても、医療職として働けないのと同じことです。 EAPは、企業などの従業員を対象にしてカウンセリング等のサービスを提供する支援プログラムです。 特定の心理療法の名称ではないので、NLPと比較して相違について語ることは困難です。 EAPは外部機関がサービスを提供しますので、大雑把にはメンタルヘルスケア等に関するアウトソーシングのようなものとお考えいただければよいかと思います。 >2. 産業カウンセラー(シニア産業カウンセラー)とメンタルヘルス・マネジメント検定 (1種~3種)の違い 「産業カウンセラー」は、日本産業カウンセラー協会が認定する資格です。 資格の難易度は、普通自動車運転免許と同じくらいか、それよりやや簡単かもしれません(私の主観です)。 技法としては、ほぼ「傾聴」しか学ばないようです。 産業カウンセラーの資格を取ったからといって仕事には直結しませんが、認定している団体は信頼できるところですので、初心者が手始めに学ぶにはちょうどよいと思います。 例えば、会社でメンタルヘルス対策の部署に異動になって、何も分からず困っている・・・というような人に適しています。 もしくは、既に他の援助職として働いている人が、産業領域のことも勉強しようかなと思った時に、最初に学ぶものとしても適しています。 シニア産業カウンセラーまで取得すれば、仕事につながる可能性も少しあります。 「メンタルヘルス・マネジメント検定」は、名前のとおり検定ですから、取ったからどうというものでもありません。 系統的に学ぶためにメンタルヘルス・マネジメント検定の受験を当面の目標として設定するとか、自分がどこまで理解したのか把握するために受験するとか、そういった役には立つと思います。 >3.1,2以外にカウンセリングやコーチングに関する仕事に就くことができる資格や内容が あれば、ぜひアドバイスをお願いします。 現状では臨床心理士がお勧めです。 国家資格の公認心理師はまだ認定が始まっていませんが、こちらも視野に入れておかれるとよいでしょう。 また、産業領域に特化してお考えでしたら、シニア産業カウンセラーも取っておいてよいかと思います。学歴不問で取得できる資格の中では、最もお勧めの資格と言えます。
社内でメンタルヘルス対応をしている関係もあり、産業カウンセラーの資格を取りました。学生時代は心理学専攻でしたが、学士の学び程度では特にアドバンテージはありません。 カウンセラーにしてもコーチングにしても、資格がなければ出来ない仕事ではないですよね。一方で、何も学ばず民間の学校だけで習得することは不可能に近いかと思います。 周囲で、企業人事や人材サービスなどのコンサルティング経験を活かして、コーチングなどを生業に独立している人はいます。ですが、そういう方はすでに実務経験があって独立に至る、もしくは資格関係であればMBAや社労士などをもち仕事をしながら、今はやりのメンタルヘルス関係の資格(産業カウンセラー)などを学ぶ方が多いです。 質問者さんも今からということですと、そういった人事ビジネスの会社に入ることが一番現実的なのではないでしょうか。 いわゆる一般社員へ寄り添い心のケアをする、、といった範疇の仕事は非常に少ないですよ。 精神保健衛生士とか私も色々探しましたが、成果が分かりづらい福祉的な領域も多分にありますので、心理職だけで生活していけるかどうかは疑問です。
>3. >1,2以外にカウンセリングやコーチングに関する仕事に就くことができる資格や内容 ☆例えば、 ・小中高のスクールカウンセラーの求人募集 ・カウンセリングセンターのカウンセラーの求人募集 ・カウンセリング研究所のカウンセラー・研究員の求人募集 ・・・では、 (例) 「ア)大学の医学部を卒業し、医師国家試験を受験して合格し、医師免許を取得したあと、 精神科または心療内科の医師として、2年以上働いた経験のある者 イ)4年制大学を卒業したあと、 大学院心理学研究科に進学して、大学院を修了(卒業)し、 臨床心理士認定試験を受験して合格し、臨床心理士資格を取得した者 ウ)4年制大学を卒業したあと、 大学院心理学研究科に進学して、大学院を修了(卒業)し、 その後も、心理学に関する研究を続け、 現在は、大学で、心理学の授業を受け持って学生に指導している者。 以上の3条件のうち、どれか1条件を満たす者」 ・・・といった「求人募集制限」をしています。 ※ですから、 大変残念ですが、 ・ユーキャンなどの通信講座で勉強した ・講習会に休まず参加すれば誰でもとれる心理系の資格を取得した ・・・で、 カウンセラーとして雇ってくれるところは、 普通、ありません・・・。
心理職に就きたい人間だけが大量におりますが、雇いたい企業や医療機関はほとんど存在しないのが現状です。 臨床心理士(今後は公認心理士)を取得しており、若くてやる気のある人間ですら、ほとんどまともに就職することは出来ません。 アルバイトで待遇の良くない求人ですら、臨床心理士の有資格者が数十人と応募があるのが普通です。 新しい人生を歩みたいと考える人間のうち、何故か心理職を目指す人間の割合は、非常に多いのですが、その手の人間に対しての需要は本当にゼロに等しいです。 年齢からすれば、仮に臨床心理士を取得したとしても、就職できる可能性はほとんどないでしょう。 それ以外の資格では話になりません。
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