美容部員に憧れている社会人２年目の20歳 女 です。中途採用について。 元々美容部員に興味がありましたが、現在は事務職…

Question

美容部員に憧れている社会人２年目の20歳 女 です。中途採用について。
元々美容部員に興味がありましたが、現在は事務職で働いています。
田舎なのでなかなか求人は少ないですが、求人がでれば応募したいと考えていますし、出来ることなら人事課に直接電話をして面接を受けさせてもらえるか、聞いてみようかとも思っています。
百貨店などではなく、メーカー直雇用のイオンモールのカウンターなどでの勤務希望です。

そこで質問なのですが、私はまだ今の会社に高卒で1年数ヶ月しか勤めていません。それなのに中途採用を受けたらまずいでしょうか？
高校生のときは3年は努めなさいなんて言われていました。
今の会社に不満は特にありませんが、化粧品に携わる仕事がしたい。販売職で色々大変なのも十分承知しております。
もし面接を受けるなら絶対に受かりたいので不安です。よろしくお願い致します。

Answer 1

最近ではありませんが、中途で美容部員をしていたことがある者です。

心証としては、入社数ヶ月ではないですし、変な印象はもたれないと思います。
私は、入社1年半→会社破綻→民事再生法→新会社→会社が信じられず転職という流れでした。
会社の再生直後に退職していますが、面接では特に何も言われませんでした。

3年は勤めないと使い物にならないし、そこからが仕事がおもしろくなると言われているので、3年は我慢しなさいと言われます。
実際そうだと思いますが、言ってしまえばそれだけのことで、転職するのに関係することはないですね。
入社数ヶ月で退職したというなら、心証は悪いでしょうけれど。

会社としても、人員が足りてないと引き留められるでしょうが、社内規定を守って退職すれば、法律としては問題ないです。
そのへんは会社の体質しだいですね。

しかし、せっかくの事務職です。
正社員ですよね？
美容部員になってしまうのはもったいないですよ。

目標という名のノルマはあるし、ショッピングセンターのセクションですと、スーパーとの付き合いも出てきます。
ほとんどのメーカーで、ショッピングセンターとドラッグストアの担当は部署が同じなので、もしかするとドラッグストアのセクションになるかもしれないし、半セクションになってしまうと、おそらく一番つらい部署ですよ。

販売だけが仕事ではなく、発注、売上の管理、カルテの管理といった事務仕事も平行して行わねばならず、しかも残業ができませんので（お店の閉店後に残ることができない）、かなりきついですよ。
私は接客が多いせいで終わらなかった仕事を、そのように先輩に連絡したにも関わらず、仕事ができないと叱られたことがあります。
売上はよかったんですが、それは私の成績であって、先輩には関係ないですから、ほめられることもありません。
今ならわかりますが、当時は辛かったですよ。
接客してそこまですべてやってあたりまえの世界です。
しかも、先輩に仕事を教えてもらえるのは、下手をしたら数日のみである上、入店するのはほとんど一人なので、仕事の仕方を見るのも難しいです。
営業からの転職でしたが、オフィスに帰ると上司や同期に相談できるので、少なくとも事務仕事で困ることはありませんでしたから、カルテや日誌の書き方、読み方すらわからないのは、本当にきつかったです。

これだけやるのに、中途は契約社員がほとんど。
正社員になるには、かなりの成果が必要です。
事務職で正社員なら、もっとよい転職先もあるだろうし、おすすめできる仕事ではありません。

それに、接客の大半はスキンケア製品です。
メイクに憧れているなら、つまらないかもしれません。
スキンケアが大好きなら、お客さんがきれいになっていくのを見るのは、かなりやりがいがありますよ。

メーカーの美容部員より、専門店の従業員してるほうが楽しかったです。
楽しくて休まなくて、体調崩しましたが。

体調で思い出しました。
私は立っていられなくなって体調が悪いと自覚したのですが（強制早退させられました 笑）、美容部員はパンプスでの立ち仕事です。
しかも制服にあわせるのは、基本的にプレーンのパンプスです。
靴にお金をかけないと、足がもちません。
営業時代にパンプスで歩き回ってましたが、ほぼ動かず立ったままというのは最初、なかなかの地獄でしたよ。

長々と書いてきましたが、経験者として本気でおすすめしたくないのです。
考え直して今の会社でがんばってほしいです。
正社員の事務所は、一度失うと次はないです。
人気があるし、離職率が低いからです。
美容部員に限らず、小売業は離職率が高いのですが、美容部員はその中でもかなり高いですよ。
今の会社に不満がないなら、美容部員への転職は考え直したほうがよいです。