公務員試験の行政法で出る国有財産法について質問です。 国有財産には特許権や新株予約権、国債も含まれるのでしょうか？…

Question

公務員試験の行政法で出る国有財産法について質問です。

国有財産には特許権や新株予約権、国債も含まれるのでしょうか？

また、普通財産とはどのような物なのでしょうか？例を出して頂けると助かります。

Answer 1

国有財産には特許権や新株予約権は含まれることはあり得ますが、
国債は、「国が国以外の者に借金をするために発行する債券」だから、国そのものが持っていても意味がないので、国有財産にはなりえない。

普通財産とは、行政財産（※）以外の財産（庁舎などの跡地、物納された土地、政府保有株式など）

※行政財産…公用財産、公共用財産、皇室用財産、企業用財産
公用財産…庁舎、宿舎、刑務所など
公共用財産…国道、河川、港湾など
皇室用財産…皇居、御所、御用邸など
企業用財産…国有林野事業のための国有林野

出典＝「国有財産について」、平成25年1月24日、財務省 理財局 国有財産調整課
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/densi/rwg/dai1/siryou10.pdf