それぞれ鋳造、板金プレス機、射出成型機で作られる部品の図面と言うことですよね。それぞれ大小様々な部品がありますから一概にこうだと決めつけられませんが、各図面に特徴的な点をあげると、鋳造と射出成型品は型を合わせて中の空間に溶湯や液状の樹脂を流し込みますので冷えた後中の製品を取り出す為の「抜き勾配」という傾斜を故意に部品につけます。また型が分かれる面(パーティングライン)で成型後の線が出ますのでこれを部品の目立たないようにどこにするかが部品設計の工夫に成ります。更に射出成型品では部品形状が複雑ですと抜き勾配だけでは型から外しにくいので内側からピンで突き上げ型離れを手伝います(エジェクタピン)。これのピン跡をやはり目立たないところに持ってくるためその位置の指定など型屋と打ち合わせたりもします。あと樹脂を入れる注入口(ゲート)の位置も同様です。よくカバーなどひっくり返すと円形の跡が見えたりすると思いますがここがゲート位置です。板金プレスについてはやはりプレス型を使いますがダイ(下型)とパンチ(上型)で穴を抜いたり直角に曲げたりで一般的に公差は切削加工に比較すれば一桁大きいです(百分台が限度かな?)。寸法の追い方は型で決まる位置から追うようにし(反対側は型で押さえられないので逃がす)、どうしてもプレスで出せなければ二次加工を入れて行く様な考え方です。プレスはせん断加工ですから抜いて行く方向で破断面(バリ)が出ます。これが問題になるような使い方には抜きバリの方向を指定します。ばらばらなコメントですがそんなところを思い出します。
JIS規格に沿って描く限り、違いはどこにも無い。 形状と寸法、面粗度などを明確に示してあるだけ。
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