解決済み
経済学部に進もうと考えていますが、環境に関われる仕事がしたいです。高2です。大学は東北大学の経済学部を考えていますが、なんとなく環境に関われる仕事がしたいなと思っています。 今は経済という面から見て環境問題を考えるということも多いと聞きます。 この方のように絶滅危惧種や森林破壊に関わりたいのですが何かそういった職業はありますか? そのために経済学部へいくというのはどうですか?
http://archive.kyotogakuen.ac.jp/~o_human/susume/Naito_Toyokazu/
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日引聡教授が環境経済学を専門にしています。日引教授は国立環境研究所でも環境経済評価連携研究グループグループ長を務めており、環境経済評価研究では評価されている研究者だと思われます。他に発展途上国に関わるテーマを研究している教員としてはアジア経済論の日置史郎教授や開発経済学の中島賢太郎准教授がいます。ただし、絶滅危惧種や森林破壊の保護・保全に関わるような内容を直接学べる機会があるかどうかは微妙です。経済学部では環境に関する実習的な授業も期待できないでしょう。 環境・資源経済学を本格的に学修・研究する環境としては、農学部の生物生産科学科(資源環境経済学コース)の方がふさわしいのではないでしょうか? http://www.agri.tohoku.ac.jp/education/faculty/course/index.html ただし、この学科の受験科目は理系型です。 文系型で受験できる農学系の経済学科(コース)としては、筑波大学生命環境学群生物資源学類に社会経済学コースがあります。 http://www.bres.tsukuba.ac.jp/subject/shakaikeizai.html 両大学ともシラバスが公開されているので、授業内容を比較検討されるとよいでしょう。 絶滅危惧種や森林破壊の保護・保全に関わる仕事としては、この分野の研究者や、環境庁や林野庁(農水省)の公務員、国際組織(国連環境計画ほか)や環境NGOの職員などが考えられます。
「学問分野」というのはある問題を解決するための「切り口」です。環境問題を解決するのに「経済学」という切り口もあれば、「法律学」という切り口もあるし、「政治学」という切り口もあります。もちろん「生物学」や「化学」という切り口もあります。どの学部へ進んだとしても、自分が環境問題に取り組みたいと思えば可能です。 ただそれを直接職業に結び付けるのであれば、民間企業に就職すると難しいです。もちろん環境問題に取り組んでいる企業もありますが、関係する部署に配属されて、そうした仕事を任されるかどうかは「運次第」です。それはどの学部を出ても一緒です。 「この方のように」と考えるのであれば、大学院まで行って研究者を目指すのが一番でしょう。欧米の大学では環境問題に対する取り組みは日本よりも進んでいるので、できれば欧米の大学院で研究してくることが理想です。 研究者以外では環境問題を抱えている地方自治体の公務員になるとか、NPOを自分で立ち上げるとか、選択肢はあまり多くないでしょう。 個人的には経済学的なアプローチはどんな問題にも必ず必要な視点だと思っています。特に行動経済学の視点無しに、法律や条例を作っても上手く行かないケースが多いので、ぜひそうした視点からも環境問題を研究できる研究者を目指してほしいです。
1人が参考になると回答しました
具体的な職種は分かりませんが、環境経済学と言う研究分野があります。 東北大学の大学院だと、下記講座が開講されているようですね。 http://www.kankyo.tohoku.ac.jp/sylla-senshin/ms1.html もっと具体的に関わりたいなら、農学部になるかも知れません。 ちょっと古いページですが、下記ページの内容が参考になりそうです。 http://kkuri.eco.coocan.jp/bkly14.html
良い選択です。頑張ってね
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