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ISO14001/2004年版から2015年版への移行の大変さが理解できる セミナー、書籍、サイトなどはないでしょうか…

ISO14001/2004年版から2015年版への移行の大変さが理解できる セミナー、書籍、サイトなどはないでしょうか?内輪の恥を、そして私自身の能力の無さをさらすことを 承知で質問をさせて頂きます。 私の務める会社では、ISO14001/2004年版を取得しています。 私も、いちセクションの事務局として取組に関わっている立場です。 昨年、2015年版が発行されたことに伴い、社内でも移行の話をしているのですが 社内全体の2015年版移行に対する意識が悲しくなるほど低いです。 事務局員や事務局員も規格の内容について調べず「ちょっとマニュアルを変えればいいんでしょ?」、 その他社員は「2015年版?」、トップですらも「なんとかなるでしょう」と発言する始末です。 個人的に何度かセミナー等に参加し、今回改訂された規格、要求事項の情報を収集した結果 この会社が今回の改訂に適合したシステムへの移行・EMSの変更・認証を取得(更新)することは かなり困難なことと感じています。 もともと、今の2004年版を取得した際も、外部コンサルが持ってきたEMSのひな形に 会社の業務を当てはめEMSを作成しただけの、よく言われる「ISOのためのシステム、作業」と なってしまっており、運用を行っているのも「全社員」という理想的な建前とは異なり 10人ほどいる事務局内のさらに2~3名、トップの介入も審査前及び審査中対応だけの 一夜漬けのような状態でとても会社運用に貢献するようなシステムにはなっていないのが現実です。 中小企業で人手があるわけではないので、本業(こういった表現になってしまうことがそもそもの 問題と思いますが)の片手間になってしまうので仕方がない部分もあるとは思います。 しかしながら、取得の理由が対外部の取引上に起因するものであり、システム認証の放棄は 選択肢としてないようです。(その取得理由が前述の意識の低さにもつながっているのだと思いますが) 本来、ISO(9001/14001にかかわらず)は会社運用に貢献する仕組みであり、本来業務を 基盤としたうえでシステムを計画・運用し、(当然ですが)トップを始め全社員が理解・実行することで システムとして初めて機能するものだと思っています。 今回の改訂はまさにそういった、本来業務に沿った形に対応するシステムを求めるものであり そのことを私なりの知識・解釈で、現状のまま2015年版に移行することがいかに困難か管理責任者や トップにも伝えてはきましたが理解してもらえていません。 原因として「危機感がない」「他人事と思っている」という部分もあるとは思いますが 会社としてシステム認証継続の意思があるのであれば今回の改訂を重く受け止めるはずです。 その中で上記のような楽観的な感想を持たれるのは、私の説明がいたらない部分も大きいと思うのです。 そこで、タイトルのとおり「2015年版への移行の大変さ」をしっかりと説明してもらえる セミナー・書籍・Webサイトなどがあればご教授して頂きたいです。 それらを、トップそして管理責任者に参加・購読・閲覧をさせることで、現状の立ち位置・危機感と ISO取組に対する意識を持ってもらうことが一番の目的です。 (管責は一度無料セミナーに参加していたようですが意識に変革はなさそうでした。内容は不明です) 名古屋地区の会社ですのでセミナーはその近辺で開催されるものがあるとありがたいです。 (無料セミナーであればなおありがたいですが、有料でも最悪の場合自腹を切る覚悟です) 質問の中に個人的な思いの丈をこめすぎかもしれませんが、ISOのために必要な時間も無償ではなく 審査費用もそれなりにかかっているのですから、同じシステムを運用するならより 会社にとってメリットのあるシステムにし、より良い会社に、発展できる会社にしていきたい気持ちが強く このような質問をしております。 その他、ご意見やアドバイスがあればどんなものでも言って頂けると嬉しいです。 よろしくお願いします。

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知恵袋ユーザーさん

回答(3件)

  • ベストアンサー

    認証維持が目的なら、経営者や従業員の意識を変えるよりも、審査員や認証機関を変える方がずっとラクで合理的ですよ。 具体的にいうと、「ISOのためのシステム、作業」なんてものを廃止して、事業運営や実務そのものを審査対象にしてしまうのです。つまり、審査では、事業運営や実務そのものを審査員に見せ、審査員にはその内容がISO規格に適合(合致)していることを確認させればいいのです。ISO9001やISO14001に適合していない(合致していない)会社組織などない(市場に存続できない)ので、審査不合格になることなどあり得ません。 もし、貴社を担当している審査員あるいは認証機関にそういう審査を行う力量がないのなら、それができる他の認証機関に登録移転してしまえばいいのです。 当社は400人弱の中小製造業ですが、実際にそうしています。昔は厳格かつ重厚肥大化した「ISOのためのシステム、作業」があったのですが、あまりのバカバカしさと弊害の大きさに嫌気がさして全廃しました。 例えば、以下の通りです。 1)いわゆるISO文書・記録の全廃 実務に必要な文書・記録だけを残し、不必要なものは全廃しました。 2)環境方針、環境目標、ISO活動などの廃止 あるのは、経営方針、事業計画、業務目標だけです。 3)「環境側面」の廃止 ISO認証を巡る混迷の根源は「環境側面」という理解困難な要求事項にあると判断し、これを廃止して「リスク」と読み替え、リスク管理を適切に行うこととしました。これは2006年頃のことですが、10年経ってISO規格の方が当社の考えにやっと追いつきました。 4)ISO内部監査とマネジメントレビューの廃止 前者については、今しているのは業務監査だけです。よって、ISO内部監査員の資格認定も廃止しました。後者については、毎月2回の役員会や社長が関与する意思決定のすべて(面談、電話、メールなど)をマネジメントレビューとして扱っています。 5)ISO教育訓練の廃止 やっているのは、実務に必要な技能継承に係わる訓練、実務に必要な資格取得のための教育だけです。 6)ついでに、ISO9001認証とISO14001認証の統合とISO認証機関の登録移転 私はこれらを断行した本人(管理責任者)です。そんな具合なので、「自社のマネジメントシステムをISO規格に適合させる(合わせる)」という発想がありません。 また、経営者も古参社員もISOの知識はほとんどないですし、ここ10年以内に入社した人に至っては知識ゼロです。それでも認証維持できていますし、何の問題もありません。むしろ、実務だけに専念できるためか、業績は毎年黒字です。 そもそも、自社のマネジメントシステムに何の変化もないのに、ただISO規格が改正されたからといって、なぜ自社のマネジメントシステムを改変する必要(義務)があるのか? あるはずがありません。 当社が2015年版で審査を受けるのは来年ですが、いわゆる「2015年版対応」は何もしません。ISO規格に業務を合わせるという考えがない以上、これは当然のことです。 > 本来、ISO(9001/14001にかかわらず)は会社運用に貢献する仕組みであり、本来業務を基盤としたうえでシステムを計画・運用し、(当然ですが)トップを始め全社員が理解・実行することでシステムとして初めて機能するものだと思っています。 上記の考えに立てば、これは違います。 ISO規格は、自社の業務運営の仕組み(本来業務)が適切であるかどうかを判定するためのスケール(ツール)に過ぎません。つまり、「本来業務」を、ISO規格を使って監視測定するのです。 > 今回の改訂はまさにそういった、本来業務に沿った形に対応するシステムを求めるものであり これも違います。 「本来業務に沿った形に対応するシステム」ということは、「本来業務」と「システム」という別の仕組みがあることになります。1つの会社に別々のマネジメントシステムが存在するはずがなく、あるとすれば片方はハリボテの偽物です。また、「沿った形に対応する」ぐらいなら、いっそ「システム」の方は廃止して「本来業務」だけにすればいいのです。 そして、「本来業務」の遂行にあたり、環境汚染や法令違反といった不具合を引き起こす要因となりうる問題点(ISO用語でいうなら「不適合」)がないかどうかを、ISO規格を用いて判定するのです。これを自社で行うのが内部監査であり、外部の第三者に委託するのがISO認証審査です。 以下、質問に対する直接の回答です。 ・2015年対応など不要であるという考え方について更に詳しく知りたい場合は、月刊アイソスを定期購読されているのなら2015年3月号(208号)の33ページをご覧ください。本件に関する拙文が掲載されています。定期購読されていない場合は、発行元であるシステム規格社のサイトからpdf版が購入できます。 http://www.isosms.info/page/19#isos2015 ・無料をお望みならミクシィをご覧ください。2015年改正を巡っていろいろ質疑応答しています。(ISO9001のコミュですが、14001でも同じことです) http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=114905&id=79149957 ・有用なサイトをお探しなら、次のサイトが有用です。もちろん無料です。 http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/iso.htm

    1人が参考になると回答しました

  • 2004版からそれで貴社が凌げていたことに感謝すべきですね。 利害関係者にも、もちろん貴社にも。 そのままでいいんじゃないですか? 変えるつもりがあったのならもっと前からやっていたはずだし。 規格要求事項もどこが変わったの?ていうようなレベルですよ? QMSもそうですがね。 「指摘されたら直せばいい」今まで通りです。 EMSを活かす気はないのでしょ?活かせるとも私は思わないけど。 で、業種はなんですか?側面に重要要素があったところで 遵法を当たり前にできていれば最低限OKですって。 今やそんなモンです。

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  • そんな感じだと何を見せても変わらないのでは? 審査を受けて一度痛い目を見ないとダメでしたね →例えば取引を失いかねないと言われるとか

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