解決済み
将来、便利な文房具の開発に関わりたいと思うようになりました。普段の生活で、こんな文房具があったらなあ、ここをこうしたら作れるんじゃないかなあ、とかいうことをよく考えるので、新しい便利な文房具の提案をしたいと思っています。 今は普通科の高校に通っているのですが、見た目のデザインではなくて、商品の提案をするためでも、美術系の大学、学部に進学したほうが良いのでしょうか? また、私が上に書いたような仕事は、なんという職業にあたりますか? インダストリアルデザイナーを調べたのですが、何か違うような気がします…。
319閲覧
まぁ、プロダクト(製品)デザイナーですかね、 ただ、厳密に言えばインダストリアル(工業)デザインもプロダクトデザインの一部なので、たいていの美大はプロダクトデザインで一括りになってます。 で、 >見た目のデザインではなくて、商品の提案をするためでも、 >美術系の大学、学部に進学したほうが良いのでしょうか? 要は商品企画ですね、 こういうコンセプトで、ウリはここで、従来品に比べてここが優れていて、これくらいの価格で、(更に言えばこれくらい儲かる)って感じで開発する商品を決める作業です。 >こんな文房具があったらなあ、ここをこうしたら作れるんじゃないかなあ、 ってことはよくありますね、私もよく思います。 おそらく大勢の人が思っていることでしょう。 つまり思うだけなら、素人にもできることなのです。 プロとして商品企画に携わりたいのなら、 何か素人にはない技能がなければ、あなたを雇う意味はありません。 あなたに毎月安くない給料を払うくらいなら、 お店でアンケートでも取ったほうが、よほど多くのアイデアが集まることでしょう。 その技能のひとつが「デザイン」です。 例えば、企画書を書くとき、または新商品案のプレゼンをするときなどに、文章や言葉だけでいくらよさげなことを語っても、説得力がありませんよね、 あなただって、文章だけのカタログを見て、何かを買おうとは思わないでしょう? やはり、「これが」その商品です、と絵やモデルで具体的に提案したほうが説得力があります。 実績のない若いうちは特にそうです。 また、 >見た目のデザインではなくて、 と書いておられますが、文房具などは機能とデザインは切り離しては考えられません。 だって「もっと持ちやすく、楽に切れるハサミ」と提案したところで、 ソレがいいものであることはわかりきっているわけで、 わざわざ提案する価値はありません。 そうではなく、 「ここの曲線をこうして、ここは従来品より長くて、こっちは短くて」 とデザインしたものを手に取ってはじめて、 「ああ、これは持ちやすくて楽に切れる」となるわけです。 もちろん、確かに持ちやすくて楽に切れるけど、こんな不格好なハサミは売れない、ということで却下されることもあるわけです。 その「デザイン」を学ぶのが美大のデザイン科です。 おそらく、あなたが思ってらっしゃるよりはるかに難しい仕事です。 でも、それだけにやりがいもある仕事です。
< 質問に関する求人 >
インダストリアルデザイナー(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る