解決済み
日本生命や第一生命や住友生命などの生保会社は、昭和の時代には、事務所ビルなどの不動産投資を相当やっていましたが、現在も同じように不動産投資をやっているのでしょうか?それとも現在は、不動産投資ファンドなどがその役割をしているのでしょうか?
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生命保険会社の不動産は、もともと営業用不動産(本社・支社店舗等)が中心でしたが、昭和30年代後半から賃貸ビル等によるインカムゲインを得ることを目的とした投資用不動産の比率が漸増し、昭和50年代後半には投資用不動産の割合の方が多くなりました。 投資用不動産は物価上昇に対応できるのと同時に、長期的には高利回り運用が可能であり、生保資産の長期安定性の特質を活かした運用方法として、積極的に取り組まれてきました。しかし、バブル崩壊後の不動産不況の影響もあり、当時は手控えを余儀なくされているのが現状です。 最近、注目されているのが生命保険会社のマンション投資です。不動産不況で地価が下がり、オフィスビルの賃料は大幅に下がりましたが、マンションの家賃については下落はほとんどありませんでした。都心の駅近のマンションを中心に投資を行っているようです。2020年には東京でオリンピックが開催されますので、東京の開発が一層進み、人口流入が見込めるため、収益性、安全性に優れており、また駅近くの不動産であれば売却も比較的容易に行うことができ、換金性にも優れているということで、生命保険会社の運用の基本の収益性、安全性、換金性の3条件がそろっていると言えると思います。
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