解決済み
歌舞伎についてです。中村勘九郎さんのお子さん二人が来春初舞台だそうですね。 歌舞伎の人達をみて思ったのが歌舞伎の世界に生まれたら本人の意思に関係なく『歌舞伎をやるものだ』となるのでしょうか? 過去に『なぜ歌舞伎をやらなきゃならない?』と疑問を持ち結果、歌舞伎の世界から離れ歌舞伎とは全く関係のない選択をした人はいますか?
171閲覧
特に強要はしてないと思いますよ。ただ何となく「跡を継ぐ」みたいな雰囲気はありますよね。確か坂東巳之助さんが一時期ロックバンド活動していたとか・・・・。歌舞伎界から俳優になった方は過去いらっしゃいます。例:大川橋蔵、萬屋錦之介、長谷川一夫氏等々。
同じような質問って、定期的に投稿されるんですよね。特にTVで放映されると。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11156691651 役者や芸事は、本人が本気で稽古しないと身につかないので、親が望んでも最終的には本人の決断です。 現在、歌舞伎の役者の息子さんで、舞台に出ていないし稽古もしていないようなので、今後役者にならないだろうと思われている子もいますよ。 ただ、歌舞伎ファンは知っていますが、一般の方には知られていないような家のお子さんです。 名門ではなく、お弟子さんクラスの役者さんだと、お子さんは役者にならない方のほうが多いです。 中村屋や、海老蔵さん菊之助さんクラスになると、今回のように2歳から初お目見え、初舞台と周囲が期待し、10代でも注目されますから、「やめる」という決断も非常に重いものになりますよね。 舞台を見せても、小さいこどもは大人より純粋に扮装や見得をかっこいい!と喜ぶので、子供の時はお父さんかっこいい、歌舞伎かっこいいと思って育つのでしょうが、中には、進路を決定する時期には、敷かれたレールを走ることに疑問を持つ人もいます。 海老蔵さんなどは思春期に、決められた人生ということにかなり葛藤があり荒れたことをインタビューでも話していますし、 今人気上昇中の坂東巳之助さんも、継ぐのが当たり前ということに反発して、稽古もおろそかになり、一時期歌舞伎を離れるとお父様に話し、舞台に出なかった時期がありました。結局役者の道を選びましたが。 先の回答者さんが書いた、大川橋蔵、長谷川一夫は歌舞伎役者の子ではないですが、萬屋錦之介は歌舞伎役者の家の出身です。しかし、父の三代目時蔵を若いときに亡くして、歌舞伎界では立場が弱く、また男5人兄弟で、兄たちが歌舞伎役者でしたから、辞めるにあたって家を継がないといけないという問題はありませんでした。 長男で、有名役者さんの息子さんだと、役者にならないで、会社員とか商売とか別の道を進んだ場合、「○○を継がなかった男」が一生ついて回るので、それもまた辛い人生かもしれません。
< 自分のペースで、シフト自由に働ける >
パート・アルバイト(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る