解決済み
日商簿記2級の学習→合格から→日商簿記1級・全経簿記上級の学習に進んでいる際中です。中央経済社出版の 「税理士試験 計算プラクティス 簿記論 日商2級レベルからの挑戦!」 を使って学習をしています。この本を使っての学習を終えた後に何を使って学習を進めた方が理解をよりスムーズに進めて学習を進めて行けるのかを教えて頂きたくて投稿しています。 以降はこの本の はじめに の内容です。 本書は、表向きは税理士試験簿記論の合格を目指す方向けのタイトルとなっていますが、内容的には、「日商2級の上を目指す方たち」を対象として作成されています。 確かに、日商2級の難易度と日商1級・税理士(簿記論)・会計士(財務会計論)の難易度との間には大きな差があり、この事実に気がついた会計士受験1年目時代の私は愕然としたものです(笑)。 新しい論点(学習内容)は多く、また、それぞれの論点について、深いところまで学習が必要です。そんな中、「効率」を意識するあまり、多くのテキストでは一気に細かい箇所まで説明されています。そのため、ただでさえ初めての論点なのに、幹とすべき基礎的内容は何なのかわからないまま学習を続け、成績が伸び悩んでいる受験生は多いのではないでしょうか。 また、日商1級・税理士(簿記論)・会計士(財務会計論)においては、複数の論点が組み合わさった総合問題が出題されます。日商2級においても総合問題は出題されますが、分量と制限時間との兼ね合いが全く異なります。日商2級では「じっくり考え、下書き用紙に丁寧に仕訳を書いて、集計していけばOK」 でしたが、これでは時間が足りなくなるのです。 このような理由により、「日商3級合格→日商2級合格」と順調に進んで来た方であっても、同じような姿勢で先に進もうとすると、つまずいてしまうことが多々あるようです。 そこで、「日商2級」と「日商1級・税理士・会計士」との間に、もう一段、階段を設けてあげたい。その思いを込めて執筆しました。 具体的には、下記を意識して本書を作成しました。 ① 日商2級の学習内容を超えるが、日商1級・税理士・会計士を受験するにあたり「基礎の基礎」となる重要論点の確認 ② ①の論点も含めて、総合問題を素早く解くための基礎となる考え方の伝授 そのため、本書では、扱っているそれぞれの論点につき、基礎的な内容のみを、なるべく言葉を砕いて解説しています。また、特に税理士や会計士の試験は問題のボリュームが多いため、「解くべき箇所と捨てる箇所」の判断が求められますが、本書は総合問題の解き方の基礎を扱う趣旨から、すべて解ききることを想定した問題を掲載しています。 しかし、本書で、「1つ1つの論点について、細かい箇所にこだわることなく基礎を確実にすること」の大切さを知り、「総合問題に対する苦手意識をなくすこと」ができれば、それは必ずや今後の学習をスムーズに進める潤滑油となるはずです。 目次の内容、 step1 2級の知識で肩慣らし! Lesson 1 精算表はこう埋める Lesson 2 精算表の実践問題 Lesson 3 財務諸表はこう埋める Lesson 4 財務諸表の実践問題 step2 2級超え! 重要論点基礎固め Lesson 0 割引現在価値 Lesson 1 有価証券(その1) Lesson 2 有価証券(その2) Lesson 3 貸倒引当金 Lesson 4 原価率 Lesson 5 売価還元法 Lesson 6 固定資産の減損 Lesson 7 リース取引 Lesson 8 固定資産に関するその他の処理 Lesson 9 外貨換算 Lesson 10 株主資本等変動計算書 step3 Lesson 1 埋める順序を意識する Lesson 2 表示区分に強くなる Lesson 3 配点箇所を狙い打ち 本書の使い方 本書は、日商簿記検定2級(平成28年6月検定から出題区分が大きく変更されますが、その前後を問いません)の合格者を対象としています。 step1 日商2級レベルの論点を用いて「解き方の意識改革」を促します。 step1における出題内容は2級の範囲内ですが、おそらく、2級に合格していたとしても、本書の時間制限内に満点解答できる方は多くないと思います。解説に示した解き方の手順を参考にして、制限時間内にすべて解ききれるまで繰り返し練習をしてください。制限時間内完答を達成できたなら、さらに上を目指すための簿記センスは十分であると自信を持っていいと思います。 step2 平成28年6月検定前に合格した方にとっても、平成28年6月検定後に合格した方にとっても、1級・税理士・会計士試験における総合問題で出題頻度の高い「2級+α」となる論点を身につけていただきます。 本書のもっとも重要な目的は「総合問題の攻略」ですが、日商2級レベルの論点だけでこれを伝えるのは困難です。そこで、step3の準備として、1級・税理士・会計士試験で出題頻度が高く、上記目的を達成するために知っておいて欲しい論点に絞って解説します。取引ごとに示した仕訳例を、解答を見なくて
も素早く答えられるようになるまで繰り返し練習しましょう。できるようになったら、仕上げとして各章の終わりに用意した練習問題に取り組んでください。 step3 総合問題に挑戦していただき、その解答手順や考え方を解説します。step2で「2級+α」の論点を学習しておいたことにより、本試験でも出題され得るレベルの総合問題で解き方を学ぶことができます。 1級・税理士・会計士試験の出題範囲は本書の数倍に及びますが、本書で身に付けられる「総合問題に対する姿勢」は、論点が変われど共通であるため、幅広い論点の学習に先だって本書の内容をマスターすることが、必ず合格への近道になります。 解説に示した解き方の手順を参考にして、制限時間内にすべて解ききれるまで繰り返し練習をしてください。Lsson2に示した「ハイレベル解答欄」は、本書の他の問題をマスターした後に取り組んでいただければOKです。 と、長くタイプしてきましたが書かれています。 この本を使い終えた次には何の書物、何を使って学習を進めて行くのが、理解をスムーズに増やして行くのに都合が良いでしょうか?合格出来るだけの理解を知り得る、で教えて下さい。
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日商簿記1級合格者(第83回)で旧公認会計士第二次試験短答式試験合格経験者です。 市販のノウハウ本やハウツー本の是非云々を禅問答する暇があるくらいなら、過去問題集を一回転でも多く繰り返し解き、パーフェクトに自分のものにしてください。 たとえ1級ないし上級試験といえども、検定試験レベルではそれで必要にして十分であり、それすらおぼつかないのが凡人だからです。 税理士試験簿記論は税法会計、会計士試験簿記論は金融商品取引法会計に属し、それぞれ計算目的と射程範囲が異なるので、「簿記」というだけで同列には論じられません。 日商簿記検定の簿記との相性で言えば、特に連結会計についての出題頻度などから、1級ないし上級試験の先に会計士試験を見据えたほうが体系的に首尾一貫した勉強がしやすいのは事実でしょう。 ただ、いまだ初学者ないし入門期レベルの位置づけにある2級合格者の段階でなすべきことは、ただ愚直により上位の級の1級ないし上級試験の過去問題集の出題傾向を精査し、もしも似たような出題がなされたら文句なしで満点が狙えるまでに何回転でも過去問を解きまくる素直さでないでしょうか。 利いたふうなことを謳ってあるだけのハウツー本にうつつを抜かし、自己陶酔に浸るのは初学者特有のカタルシスでしょうけれど、座学に酔いしれたければ、資格試験より大学院入試を受けたほうが妥当です。
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