今年海上自衛隊の一般曹候補生試験を受け、結果を待っている者です。退職後についての質問です。 自分は海上自衛隊に入隊…

Question

今年海上自衛隊の一般曹候補生試験を受け、結果を待っている者です。退職後についての質問です。

自分は海上自衛隊に入隊することになれば、54歳の定年まで勤務する覚悟であります。しかし、他の職業と比べて定年が早いため、少し不安な気持ちもあります。

もし私が海上自衛隊で航海・船務に就くことになれば、再就職で民間の船舶(貨物船でもフェリーでも連絡船でも)運航に携わることはできるのでしょうか？

Answer 1

自衛隊での免許は自衛隊でしか役に立たないので
退職後も船関係に進みたいなら 何年か前から自分で取りに
行かれた方がいいと思います。

Answer 2

約6年前に定年退職した海自OBです。
先を見据えることはとても良いことだと思います。
が、あんまり先を見過ぎても、もしかしたら足元で躓きます。
世の中はバランスが大事です。

まずは一般曹候補生の合格、
割と厳しい新隊員教育を乗り越えること、
次は3曹昇任がちゃんと出来るか否か。百％ではないようです。
その後に、54歳前後の再就職先の心配です。

一足早く歩いた先輩として一言。
新隊員教育時に選ぶ職種は慎重に熟考することです。
適性検査の結果と"命のまま"での職種も、
塞翁が馬と言う事で、意外と良いこともありえるかと思います。

私は遠洋航海目的で(タダで海外、かつ給料も貰う)の志望でした。
動機は不純でありましたが、艦艇勤務が10年未満。
遠洋航海も、派米訓練も参加ゼロ。グァム島近くが一番遠い。
大きな要素は電子整備員を選択したことです。
同じ電気関係なら、電機がヨカッタかもね？と内心少し後悔です。
しかしながら、電子整備員であった故に、定年まで勤められました。
仕事が面白かった。これが塞翁が馬を口にする根拠です。

遠洋航海=海外志向の強い私でした。
なので、定年後、1年間程度の自分へのご褒美で海外遊学(旅行)
1年後の再就職を希望したら、それは駄目と却下。
発想の転換をして、再就職せずプー太郎になりました。
幸か不幸か、バツイチ独身の子なしなので、経済的には問題なし。

私は中学生の頃から、日系人になることを目指してました。
白豪主義を止めた豪州が良い？ カナダが良い？ などと。
当時はバイトしながら旅行が出来る世界でした。
なので、海自入隊は"旅立ちの軍資金"作りでした。5年程度。
腰掛けのつもりでしたが、電子整備員の仕事の面白さ。
目標(この場合、遠洋航海)を目指したら途中で止められない性格。
当初5年の計画がズルズルと延期、結局は定年を迎えました。
大事だと思うのは途中に"変化"があります。
このとき臨機応変に、対処することで、新しい道は開きます。

バツイチ子なしですが、ただ今凄く幸せな日々を過ごしています。
今月はもうすぐ、今年2回目のタイ渡航です。
ゆくゆくはタイにロングステイを計画中で、繰り返して訪問中。

自衛隊もわりと面白いですよ。
予備自で、今も年5日間の呼集訓練に参加中。
今年の訓練、20代で海自退職、民間船に乗ってるという方もいました。

Answer 3

定年するときは、自衛隊が責任を持って再就職を
斡旋してくれるので、わがままを言わなければ
どこかには再就職できます。

一般の人はハローワークとかに行きますが、
自衛官は自衛隊の中にある就職援護室で面倒を
みてくれます。

民間の船舶で働く仕事は少ないと思います。

Answer 4

商船(民間企業)を希望することは可能ですが、商船での勤務において特定の配置に就くには相応の海技士免状が不可欠です。

何も資格も無い状態で商船に勤務するとただの甲板員から始まります。
甲板作業指揮者となるにも海技士免状が必要で、船橋勤務にて当直責任者となるにも海技士免状が必要です。

雇う側にしてみれば今後、海技士免状を取得する可能性のある将来性のある若者と54歳過ぎているが将来的に海技士免状を持つかどうか解らない乗船歴だけのある新人を雇うのはどちらが投資として意味があるかと考えれば解り易いかと思います。